帯広ロータリークラブ 会長挨拶

2004-05年度帯広RC会長挨拶

帯広会長

帯広ロータリークラブテーマ 輝く年輪 継なごう未来へ
2004-05年度帯広RC会長 合田 修

輝く年輪 繋ごう未来へ

 ロータリーの始まった日…それは1905年2月23日、著しい社会経済の発展の陰で商業道徳の欠如、即ち腐敗と醜聞の横行する20世紀初頭のシカゴでした。 そして一世紀を経た現在、地球温暖化・大気汚染・塵芥・水質汚濁問題等の難問が山積みされている中、政界・官界の金銭スキャンダル、大企業の不正行為・偽装表示等倫理に悖る行為、紛争やテロ、親子の愛情を疑う肉親殺しや児童虐待、理不尽かつ凶悪で悲惨な事件が跡を絶ちません。同時にそれは、ロータリー奉仕に対する社会的要請が未だ大きい事を示しているのではないでしょうか。何かロータリー創設期と変わらない様な時代・・・。 今年度、創立100周年を迎える国際ロータリーのテーマをグレン エステスRI会長は次のとおり説明いたしました。

「CELEBRATE ROTARY ロータリーを祝おう」

“新テーマはロータリーの創始者達が守り続け、世界中に善行を実施するよう、数世代に渉り影響を与えた理想の、100周年を祝したい心から生まれたものです”

・あなたのクラブで
思いやりと気配りの精神を奨励し、新たなエネルギーを吹き込み、豊な歴史を祝おう。
・あなたの職場で
思いやりと気配りの精神を奨励し、新たなエネルギーを吹き込み、豊な歴史を祝おう。
・あなたの地域社会で
社会奉仕プロジェクトを通して、地域社会を参加させ、歴史を広報し、将来の計画に着手しよう。
・私たちの世界で
国際奉仕プロジェクトを支援しよう。

又、ロータリーを祝う最善の方途の1つは、私たちの100年の経験の重みを十分に生かして、莫大な人道的需要に取り組む事であり、第一に「超我の奉仕」を据え、奉仕の第二世紀に入りましょう。と述べられており、具体的な目標を

  1. ポリオプラスの推進
  2. 更なる会員増強
  3. ロータリー財団のアニュアルプログラム基金へ、会員1人につき米貨100ドルか、それ以上の寄付(Every Rotarian,Every Year)

更にこれら3つのゴールは100周年活動の広報や、クラブが実行する**100周年プロジェクトにより高められますと発表しました。 これを受けまして、牧野 了泰RI第2500地区ガバナーは、

100年 飛躍年 さらなる飛躍の100年をめざして!ロータリーを祝おう

とし、RIテーマを踏まえ、過去・現在・未来のロータリーを展望し、その歩みをより確かなものにするよう努め、ロータリーの更なる発展を目指す事を地区の方針とし、「祝う」事の意味をより一層深める事とされました。 さて、シカゴで行われた4人の男性による地味な会合から、僅か30年後の1935年(昭和10年)3月15日、日本ロータリーの草創期に19名のチャーターメンバーにより帯広ロータリークラブが創立されて以来、いよいよ今年度は70周年を迎える年となりました。創立当時の会員の高い意識と卓越した先見性に心から敬意を表しますと共に、先人の努力と奉仕の精神が連々と継承され、育まれた「歴史と伝統」の重みをひしひしと痛感する次第であります。 今年度は、国際ロータリー並びに帯広ロータリークラブの大きな節目の年でありますので、RIのテーマに沿ってロータリーを祝い、帯広RCの歴史と伝統を祝い、そして今一度原点に戻り、奉仕の理想を未来へ継なぐ一年と位置付けたいと思います。 その為の重点目標として、次の5項目を揚げさせて頂きます。

  1. 親睦と奉仕を楽しもう!
  2. 職業奉仕の更なる実践を!
  3. 会員増強・退会防止を!
  4. ロータリー財団への協力を!
  5. 創立70周年を祝おう!

「輝く年輪 継なごう未来へ」 以上が、今年度帯広ロータリークラブ会長として会員皆様と一丸となって取 組みたい方針です。どうか絶大なるご協力の程宜しくお願い申し上げます。

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