2008-2009年度会長報告
第3152回例会 副会長報告 平成21年3月18日
2009 年 3 月 26 日
曽我会長の代理で会長報告を致します。
さて、皆様ご存じのとおり、3月16日の月曜日、8時44分にスペースシャトル・ディスカバリーが、若田光一さんら7名の宇宙飛行士を乗せて打ち上げに成功しました。そして今朝、宇宙ステーションへのドッキングに成功されました。ここで今までの宇宙飛行について少し調べてきましたので報告します。
世界初の宇宙飛行は、1931年5月27日、スイス人のオーガスト・ピカールさん、バウル・キファーさんのお二人が気球で成層圏まで上昇。これが人類初の宇宙飛行だとNASAが認定しているそうです。今のようなロケットによる打ち上げは、1957年にソ連が犬をあげたことから始まっています。有人宇宙飛行としては、1961年5月5日、マーキュリーでアランシェパードさんが15分28秒飛んだというものが有人宇宙飛行の最初だそうです。
ソ連のテレシコワさん、「私はカモメ」という有名な言葉がありますが、もうその頃から45~6年経っていることになります。当時、私は確か小学生の頃だったと思いますが、子供の雑誌にあと20年もするとお友達が月から手紙を出しますよと書いてありましたが、なかなかそうもいかないようです。有人宇宙飛行の最長記録は、1982年、ソ連のサリュート6号が576日間周回し、一番長く乗っていた方が185日間滞在したというものです。若田さんは今回は3か月滞在、宇宙ステーションの組み立てで大変な成果が期待されています。日本は今まで6,000億円、今後も年間400億円投入していくと聞いています。それに比べまして、先般のAIG生命の救済に1,500億ドル、さらに300億ドル、日本円にして合計18兆円もの公的資金が投入されています。にもかかわらず、幹部社員400人で162億円、一人当たり4,000万円を受け取っていることに、私はひどい間違いがあると考えています。
簡単な報告ですが以上で会長報告と致します。