2008-2009年度会長報告
第3147回例会 会長報告 平成21年2月4日
2009 年 2 月 18 日
まず今週の2日に当クラブの第5回クラブ協議会を規定通りに、行なわれたことを報告します。上半期の報告と下半期の計画の確認が行なわれました。
さて2月は、国際理解月間です。新入会員もいますのでロータリーの留学制度について少しお話しします。米山奨学生は、日本に来る留学生に対して奨学金を贈る制度です。ロータリー財団の国際親善奨学生は、日本からの海外留学生に対して奨学金を贈るものです。
もちろん、何れも返済義務はありません。つまり、日本から海外へ行く奨学生と、海外から来る奨学生に贈る奨学金の出所が違うのです。しかし、これらの奨学制度が優れていることは、必ず送り出すスポンサーのロータリークラブと、受入れる地区でのロータリークラブがあり、世話するロータリアンがいるというすばらしい制度です。
それも、ほとんど世界中の国と地域が網羅されています。米山留学生は、すでに日本で1万4,000人以上受入れしています。その人たちは、大概祖国に帰り指導的な役目を果たし、日本の友好にも一役も二役も買っています。さらには、ご存知のようにあの元国連難民高等弁務官の緒方貞子さんは、日本人で始めての女性のロータリー財団親善奨学生です。もちろん私も、ロータリーの真髄はまだ理解してませんが、この双方の交換留学制度を理解するだけでも、気持ちが和みます。ロータリは、確かにこのように日本にも世界にも貢献しています。もっと私たちロータリアンも誇りと自信を持っていいと思います。ですから、できる限りロータリーの創立の精神を大切にして、良い面を発展していく責務もあります。
最後に来週の11日は、祝日で例会は休みですが、再来週18日(水)ご案内のように12:00より7クラブの合同例会です。ゲスト卓話も先週紹介のタイ国から来日する日本人の看護師で、HIVの孤児院で子供達を世話している名取美和さんです。楽しみにしてますので、皆さんの出席を重ねてよろしくお願いします。本日もありがとうございます。