2008-2009年度会長報告
第3145回例会 会長報告 平成21年1月28日
2009 年 1 月 28 日
さて、日本時間で昨夜遅くにアメリカの初めての黒人であるオバマ大統領が就任しました。世界の国の指導者となる人でもありますので、注目していました。
今でも私が子供のときに、ラジオの連続ドラマ「アンクル・トムの小屋」で奴隷の物語を聞き、悲しんだのを覚えています。
家畜同然に売買され、扱いも牛馬並です。それが、わずか100年ぐらいの間でアメリカの最高指導者が黒人大統領になるなんて、誰が予想したでしょう。
それこそ彼が言う「Yes We Can」、つまり「そうです、我々はやればできるのです」確かに、この言葉は真実です。
では今日の主題で、世界のロータリークラブが特に力を入れているロータリー標語の「全ての人々にきれいな水を」について書きます。
私たちは、水道をひねればきれいな美味しい水が勢いよく出て、いくらでも飲めますし、使えます。このことを不思議にも思わないし、当たり前のように思い毎日使っています。
しかし、世界の中の何億人かの人々はかなり遠くに歩いて水を汲みに行ったり、さらにはきれいな水でなく飲料に適さない水を飲んでいます。
汚いと思ってもその水しかないので、飲まざる得なくて伝染病等のに病気なっている例も多くあります。
時には、死亡に到ることもあると思います。
水は人間にとって塩と同じく絶対に必要なものです。RIの指導により多くの各地のクラブが、井戸掘りや浄水器を取り付け、多大な貢献をしています。
このように、ロータリークラブは世界のために社会貢献を色々な形でしています。
近い将来は、この温暖化で干ばつによる水不足になり、そのために戦争さえ起こるといっています。
人間にとって必要なきれいな水を、世界中の人が十分に使える時がくることは、間違いなく世界平和やその国の豊かさにも貢献します。
私たち帯広ロータリークラブのメンバーは、日本一おいしい水道水を毎日飲料にし、その水を風呂や洗濯まで使うありがたさに心から感謝したい気持ちです。もう一度、水のありがたさや地域のありがたさも再認識し、考えてみることはムダではないと思います。