2008-2009年度会長報告
第3134回例会 会長報告 平成20年10月22日
2008 年 11 月 5 日
まず先日19日の日曜日の「市内清掃」では皆さまの参加おつかれさまです。地域開発委員会の小沢委員長をはじめ、委員会や関係者の皆さま、街の美化に一役買っていただきありがとうございました。
さて、私が団長で帯広ロータリークラブからも3人のメンバーが参加していた「帯広・マディソン産学連携先進事例視察団」がアメリカのアイオワ州で乗っていた大型バスの横転事故に遭遇しました。このうち2人の当クラブメンバーも同乗していました。事故の状況はテレビや新聞でも取り上げられご存知とは思いますが、ご心配、ご迷惑をおかけしました。
この事故に絡んだ人間模様などを少しお話させてください。事故は、バックしたバスの右後輪が外れて、2メートル下の側溝に横転しました。運転席と右側最前列にはシートベルトがありましたが、他の座席にはありませんでした。他のバスでも同じでした。アメリカの法律ではそうなっているのでしょうが、なんと事故のとき真っ先に逃げたのは運転手でした。もちろん特別とは思いますが驚きました。
なによりも、急なアクシデントにもかかわらず20名がそれぞれの持ち場で自分のすべきことをきちんとこなしてくれたことです。
危機管理のお手本のようでした。人の値打ちは非常時にこそよく分かると言いますが、この20人はすべて戦友であり多くのことを学びました。さらには、人の優しさや素晴らしさを学びました。現地の地域ボランティアや医師・看護婦もすばらしい対応をしてくれました。アメリカも色々です。
最後になりましたが、讃岐会員には格別のお世話をいただき感謝しています。また、肋骨を2本骨折した増田会員の早期の回復を願っております。皆の思いは「災いを転じて福にしよう」です。ありがとうございました。