2003-2004年度会長報告
第2913回例会副会長あいさつ 2004年1月21日
2004 年 1 月 21 日
こんにちは。今日はa橋会長が第一ホテルの「三余庵」のオープン式典にクラブの代表として参列しておりますので代わって会長挨拶をさせていただきます。
今日も雪が降っておりますけれども先週は低気圧が来て北海道は大荒れの大変被害の出たところでありますが、十勝はそれほどの被害もなく何よりだと思います。また、今日は大寒ですので皆様、体にだけは気を付けて欲しいと思います。今月はロータリーの理解推進月間でこの後、大先輩の井上一男会員の卓話がありますので今一度ロータリーを考えて欲しいと思います。
4年前だと思いますが、鈴木樹会長の時から年末家族会の時にタキシードを着ておられたことがありましたので今日はちょっとタキシードのことについて話をさせていただきたいと思います。
タキシードは燕尾服とともに男性の夜の正装でありましてタキシードも英国ではディナージャケットと言われております。タキシードの語源はニューヨークの郊外の住宅地であるタクシードパークの地名から来ているそうです。19世紀の末頃、この公園にクラブ会員として集まっている人達が着てからこの名前が使われたと言われております。
本来、タキシードはシングルのワンボタンが基本でありますが、最近出はダブルの物も出てきておりますし、襟の返りの部分が絹で折り返してあるのが特徴であります。
昔は拝絹地や友持のチョッキを着たものですが、最近はカマーバンドが主流になってきております。
ズボンは友地で側章1本線がついて燕尾服は2本であります。
Yシャツはウィングカラー、ソフトカラーといって特徴は胸にひだを付けるのが正式であります。
ネクタイはタキシードの場合は黒の蝶ネクタイで燕尾服の場合は白の蝶ネクタイです。
ボタンも正式には黒のオニックスをしてYシャツはダブルカフスのところにするようです。
靴はエナメルのパンプスであまり靴底の高くないものが本来の仕様です。
黒のタキシードが正装ですが、最近ではファンシータキシードというカラフルなタキシードがパーティなどで使われています。生地はモヘア、ラメ入り、ベルベットなどのシルキータイプのソフトなもので作られることが多いのです。
シャツもそれに合わせてカラフルなフリルの付いたものとかレースの物を着てネクタイも紋入りとかラーの変わったネクタイとかを付けてYシャツでもウィングカラーとかソフトカラーではなく、トータルネックのカラーを使う点が最近は変わってきています。カマーバンドなどはできれば蝶ネクタイと合わせた色にすることがタキシードを着る時に要求されるところです。
いろいろな招待状にブラックタイ使用・着用と書いてある場合はタキシードを着て欲しいということであり、ホワイトタイ使用ということになると燕尾服を着るのが通例ですが、日本の場合、燕尾服はほとんどの国の公式の行事に出席する時やダンスをする人やタクトを振る人など特別な職業の方が着るのが普通のようです。
これからはパーティにはなるべくタキシードを着ていただければ幸いだと思います。