2003-2004年度会長報告
第2916回例会会長あいさつ 2004年2月25日
2004 年 2 月 25 日
初めに、講師の紹介をさせて頂きます。
本日の講師は財団法人2005年日本国際博覧会協会副会長としご活躍されておられます坂本春生様でございます。
「愛・地球博がはたす国際貢献について」というテーマでのちほどご講演頂きますのでご静聴のほどよろしくお願い申し上げます。
今月2月は、「世界理解月間」であり例年合同例会を行ってきましたが、今回から芽室RCを加え、帯広5RC、音更RCの7クラブ例会開催を致すことになりました。
ロータリーの暦の上で2月は「世界理解月間」として指定されており、また1905年2月23日に開催された第一回ロータリー例会の創立記念日(現在は「世界理解と平和の日と呼んでいる)でもあり特別な月であります。これは、世界平和のために大切な理解と善意を強調する特別な活動をしようとするものであります。多くのクラブは、国際的な講演者を招請し国際的な文化・芸術を学ぶなど、国際色を強調したプログラムを計画作成しております。
世界月間は、すべてのクラブが一時手を休め、第四奉仕部門即ちロータリーが世界の人々の間の善意、平和および理解を求め続けていく奉仕の道のプランを立て、促進する好機にこの月をあてようとするのが目的でございます。
そのようなことから、この世界理解月間にあたり日本国際博覧会について講演を頂くことと致しました。
特にこの博覧会については、愛の地球博をテーマにし国をあげて、1989年誘致の準備運動を進め、1995年12月に愛知県の開催要請が閣議決定、 1997年6月12日モナコの総会においてカルガリーを退け日本に決定した。これらの経緯からして成功させなければならないが、国の担当大臣は中川昭一経済産業大臣が筆頭となっており、我々も身近に感じるところであります。
徐々にムードも盛り上がっており、2005年3月25日から6ヶ月間にわたって博覧会が開かれるが、これは一過性のものでなく、コンセプトは来るべき時代の実験場として実施し、未来への提言をするものであります。博覧会の建設費、運営費は約1900億円、入場者数1500万人から2000万人を予想しているが、この博覧会を契機として日本経済が明るいものとなるよう期待すると共に博覧会が大成功を収められるよう祈念し会長挨拶とします。