2001-2002年度会長報告
第2791回例会会長あいさつ 2001.8.1
2001 年 8 月 1 日
第2791回例会会長あいさつ 2001.8.1
規定審議会の決議事項
本日は規定審議会の決議事項について紹介いたします。非常に重要なことが含まれています。まず、ロータリーの会合や行事で、喫煙を控えるようにすることが採択制定案として決議されました。
また2005年のロータリーの100周年をイベントとして大々的に実施することを確認しました。同時に100周年までにロータリアン150万人を達成する。現在は120万人ですから大変大きな目標を掲げたといえましょう。
100周年記念祭
2005年度2月23日に、100周年記念祭を祝うことを決議案で決定いたしました。あわせて以下のような具体的プロジェクトが示されています。
1 2005年までにポリオを撲滅する
2 100年史、地域史の発刊
3 2005年までに150万人を達成する
4 世界的広報および教育プログラムの実施
5 国際大会、協議会、その他会合のための特別計画展開
ロータリアンについて
さらにクラブの構成として、「クラブは成人正会員によって構成される。その成人は、善良で、職業上良い世評を受け、一般に有益な事業または専門職務において、重要な地位にあり、そして有能な指導力または指導者としての潜在能力を立証する者である」としています。つまり相当はっきりと、ロータリアンの能力について決議しております。
男女の性別限定も一切削除いたしました。その点、鈴木前会長が達成しました女性会員の入会には、先見の明があったのです。
「国際ロータリーは、過去の規定審議会の決定に従い、性別限定用語を文書から削除した。そして、2001年の規定審議会は、ロータリー・クラブが男女両方の会員を有することが望ましいことを再確認した」ということです。
例会出席について
規定審議会の中で大きな変更事項がございます。
1 ロータリーの休会はこれまでの2回から「4回まで」認める。ただし連続休会は3回までとなります。
2 4回連続で例会を欠席しますと、自動的に会員終結ということでしたが、「会員終結を通知」に変更、異議等を受けての継続も可能です。
3 例会数の60%、所属クラブ例会の30%に出席できない場合、従来は自動的に会員資格の終結となっていましたが、「終結することがある」となり、判断は理事会にゆだねることになります。
4 例会は一時間の60%以上、つまり36分間以上いなければならなかったのですが、途中退席しても、理事会が妥当と認めた場合は出席とみなすことができます。
5 出席とみなす会合が増えました。ロータリークラブがスポンサーし、理事会が認めた地域社会の行事や会合は例会出席とみなされることになります。
6 出席免除については理事会が認めると、免除になります。
7 区域限界の概念を事実上廃止しました。
8 職業分類については50人以上のロータリークラブの場合、その10%の割合まで、同じ職業分類の人を入れられるようになります。
大幅にロータリーの規定が変更となりましたことをご報告し、あいさつといたします。