2001-2002年度会長報告
第2809回例会会長あいさつ 2001.12.12
2001 年 12 月 12 日
「きよしこの夜」
例会に「きよしこの夜」を歌ったのは帯広ロータリークラブの歴史始まって以来のことと思います。事前に田中パストガバナーに歌ってもいいかどうかお尋ねしたのはもちろんですが、これを取り上げた理由があります。
「クリスマス・キャロル」の精神
リチャード・キング国際ロータリー会長は牧師であり、プロの歌手でいらっしゃる。彼は「Mankind is our Business(人類が我々の仕事)」という目標を掲げておられます。これはイギリスの作家、チャールズ・ディケンズが150年以上前に著した「クリスマス・キャロル」から引いた言葉なのです。
この作品は、スクルージというけちな老人が主人公です。クリスマス前夜、スクルージは夢で幽霊に、「このままでは決していいことにはならない」と諭されます。彼は奉仕の精神に目覚め、社会改革に立ち上がるという物語です。「クリスマス・キャロル」はロータリークラブの精神と重なります。
新体制の準備進む
また、現執行部もほぼ半分を経過しました。12月5日には、真鍋智紀会長新体制での役員が決定しました。次々年度は高橋勝坦会長と決まり、将来像が見えてきて、少しずつ肩の荷が下りていく気分です。
鈴木樹会員がガバナー補佐に
さて一昨日、ガバナーエレクトから、次年度ガバナー補佐に、鈴木樹会員の就任が決まったとの朗報が入りました。分区代理の肩書きが、ガバナー補佐へとランクアップします。
ガバナー補佐はまったく新たに設けられました。補佐となりますと、6分区内のロータリークラブを丹念に訪問しなければなりません。公式訪問例会の前のクラブ協議会ではガバナーの代理を務めます。またIM(インターシティ・ミーティング)、研修会や会員増強など、非常に重要な役割を担うことになります。
鈴木会員については、昨年度の会長時代に当クラブが最優秀クラブ活動賞を受け、ご本人は最多新入会員で会員増強功労賞を受賞されるなど、ロータリー活動に大きく貢献されています。鈴木次年度ガバナー補佐のさらなるご活躍を祈念し、また私たちも全面的に支援することをお誓いしてあいさつとします。