2001-2002年度会長報告
第2811回例会会長あいさつ 2001.12.26
2001 年 12 月 26 日
半年を経過して
今年度も半年が過ぎ、会員の皆様に大変お世話になっています。大過なくきているのも会員の皆様のご支援のたまものと思います。心より感謝申し上げます。
「フォーチュン」誌への反論
リチャード・キングRI会長からメッセージが届きました。アメリカの雑誌「フォーチュン」にロータリーの特集記事が掲載され、ロータリーの偉大さは過去の栄光であるといったことが書かれました。高級車の象徴、キャデラックのようなクラブだったが、いまや会員減少で昔の面影はないという内容です。
キング会長はそんなことはないと反論をしておられます。そして、改めてロータリー活動にしっかりした目標を設定し、行動を起こすこと、「目標、計画、行動」を一体として実施するよう呼びかけています。これは私の基本方針である「知行合一」、知ることは行うことの始め、行うことは知ることの完成である、ということとまったく同じ趣旨です。
さらに二点の指示があります。一つは若い会員を増強すること、もう一つはロータリーのイメージアップ。ロータリー理解推進月間である1月と、2月23日の創立記念日をターゲットに事績のPRをしてほしいとの要請です。ロータリーは信望のある、勤勉な経営者・職業人のボランティアネットワークであり、こういう時代だからこそ最も重要な役割を果たす組織であるとアピールしてほしいとのことです。
RI理事会での決定と報告
「最もよく奉仕する者が最も多く報われる」という標語の停止が、11月に米国イリノイ州エバンストンで開かれた理事会で再撤回されました。
ロータリーの拡大については、キューバへのほか、ブータン、カタール、オマーン、クエート、シリア、ベトナム、アラブ首長国連邦にも拡大する努力を始めたとのことです。
今年末までにアフガニスタンへの義援金を寄せてほしいという報告もあります。
また愛犬家ロータリアンの親睦活動および演芸に関心を持つロータリアンのための新しい親睦活動を承認したとのことです。
2002年はバルセロナでRIのコンベンションが開かれます。その翌年はブリスベーン、2004年は5月23日から26日まで大阪で開かれます。その準備を始めたそうです。
興味深いのは、2001-2002年度国際ロータリーの帳簿を監査する会社として Deloitte & Touche 社を指定したとのことです。要するに内部で会計監査を行わず、第三者にゆだねて公平性を保っているのです。
これらの情報はインターネット上の、RIまたは日本のロータリーのホームページで掌握できます。皆さんも我々のクラブのホームページから簡単に情報を取ることができます。どうぞご覧ください。
入浴はぬるめのお湯で
さて年末の忙しく、寒さが厳しい折りですので、一つアドバイスさせていただきます。浴室内での死亡が、全死亡例の10%を占めているそうです。その70%が急性心不全と脳卒中です。
熱いお湯に入ると当然、血圧が上昇します。42度以上のお湯に入った場合は、最高血圧値が40ミリ上がるというのです。150の人は190になるということです。お風呂から出て体を冷やすとまた血圧が上がり、なおかつ水圧が心臓に負担をかけます。
お風呂に入る場合、熱いお湯を好むのは危険です。健康管理からいえば、40度前後のお湯が望ましい。しかも、おへそよりちょっと上くらいまでつかり、心臓に負担をかけない半身浴がお薦めです。
水道水には発ガン性物質のトリハロメタンが含まれ、お湯になることで気化して体に悪いともいいます。寒い時期ゆえ、気をつけてお過ごしください。