2001-2002年度会長報告
第2821回例会会長あいさつ 2002.3.16
2002 年 3 月 16 日
創立を記念して
今日は創立記念例会です。昨日が創立記念日にあたります。今日の新聞に、帯広ロータリークラブとしての広告を掲載いたしました。
ローターアクトの全国大会誘致に協力を
13 日から一週間はローターアクト週間です。先日、帯広ローターアクトクラブの幹部を招いて例会を開きましたが、彼らはいいイベントを企画しています。 2003-04年度に、全国大会「第16回全国ローターアクト研修会」を帯広で開催しようと誘致しているのです。予算が2200万円、全国から1000人が集まるといいますから、かなりの規模です。
2500地区で開くことは決まっていますが、具体的な開催地は、5月25日に北見で行う大会で決定されます。帯広ローターアクトクラブによると、競争相手となっているのは釧路北ローターアクトクラブだとのことです。
ただし釧路北のメンバーが25人であるのに比べ、帯広は45人とクラブ自体が大きい。また、1999年、2000年、01年と、帯広で各地区との相互交流を行っており、100人から500人規模の集まりをこなしてきているのです。彼らは、自分たちとしては実績も組織力もあるので、何とか研修会を実現したいと話しています。
帯広ロータリークラブとしても、金銭面すなわち当クラブで15万円程度のバックアップが必要となります。この他に個人的な寄付も求められるかとは思います。しかし、1000人規模の大会を開くことは、帯広の経済にも波及するものです。今後、この誘致活動に、私どもなりの協力をしてまいりたいと思います。
観光は作るもの
さて、今日は第一ホテルを使っていただき、ありがとうございます。今、目の前の十勝川に約600羽のハクチョウがおります。今年は史上最高で、ピークの1月末には、1000羽ものハクチョウがいました。所狭しという感じです。実は、20 年ほど前、観月の下流に数羽のハクチョウが来ていたのですが、私どものホテルで餌付けをしました。地元で農業を営む白木新一さんという方に、年間10万円を補助して、パンの耳をハクチョウに与えてもらった。あげているうちに、徐々にハクチョウが目の前に上がってくるようになったのです。
最初の年は1、2羽だったのですが、翌年は1団、だいたい15羽から20羽くらいが飛来。3年目は2団で30羽。年を重ねるごとに数が増え、とうとう1000羽になったのです。
ハクチョウは毎年10月の20日過ぎ、だいたい24日ころから飛来し、翌年4月の25日ころに去っていきます。約半年間、この十勝川温泉に滞留しますので、大変な観光資源が人の手で出来上がったということです。観光は作られるものと言いますが、人為による開発が大事だと、痛切に感じている次第です。
今晩お泊まりになる方は、明朝、ハクチョウの鳴き声で目が覚めることになろうかと思います。皆さんが一泊例会を楽しんでいただけることを願い、感謝の気持ちもこめて、あいさつとさせていただきます。