2002-2003年度会長報告
第2867回例会会長あいさつ 2003年2.12
2003 年 2 月 12 日
今日は、「甘い話」をします。もうすぐ「バレンタインデー」です。「バレンタイン」とは「聖バレンティヌス」と呼ばれる人のことです。
「聖バレンティヌスの祝日」が「恋人たちの祝日」になったのは、ローマのお祭りが原型といわれています。この祭りの季節になると鳥が配偶者を選ぶからだといういう説です。
当時、ローマ帝国は強い軍隊を作るため兵士の結婚を禁じていましたが、バレンティヌスはそれを無視し、兵士の結婚式を行いました。バレンティヌスは逮捕され、アステリオという判事が調べを受け処刑される。判事には目の見えない娘がいたが、バレンティヌスと密かに心を通じ合い、その愛の力で彼女の目が奇跡的に治った。①結婚が禁止されている恋人たちを結婚させた。②愛の力で目を治した。いずれも愛と関連しており、恋人たちの守護者とされた。14世紀頃から、この日に恋人たちが贈り物やカードを交換するとか…。
日本でも昭和50年代前後から、「女性が男性にチョコレートを贈って愛を告白する日」として広まりました。現在、国内の調査によれば、およそ60%の女性がこの日にチョコレートなどの贈り物をしている。近年になり、「義理チョコ」などといって、8割の人が3人以上に贈っていますので自分だけに贈ってくれた…と思うのは「大きな間違い」。「あまい物」にはくれぐれも気をつけましょう。