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2004-2005年度会長報告

第2971例会 合田 修 会長報告 

2005 年 4 月 27 日

2005-6会長

今週末からゴールデン・ウィークに入りますが、今年は日並びが大変良くて、中には10日間連続の大型連休になる方も多いと思います。JTBさんが発表しておりますGWの旅行調査によりますと、総旅行人数は国内と国外を合わせ過去2番目の2,200万人で、特に海外組は対前年比14%増の60万人と過去最高になる見込みの様であります。曾て欧米から「働き過ぎ」と批判された日本でありますが、現在国民の休日・祝日は年間15日ありまして、アメリカの10日、ドイツ・イギリスの8日に比べますと今や「祝日大国」となっております。この祝日の数について労使各々の立場で調査を行いました処、労働者側からは「まだ少ない、まだまだ働き過ぎ」となったのに対し、経営者側からは「賃金の安い中国などとの国際競争を考えると、もう増やすべきではない。もう十分、丁度良い」という結果が最も多くなっておりまして、労使間の見解の相違としては当然の結果とは思いますが、然しながら現在日本の労働者が取っている有給休暇は1人平均9日弱で、与えられた日数に対する取得率が48%と、休む権利の半分も行使しておりません。これが祝日自体は多くても実際に休む日数は欧米諸国より少ない、「働き過ぎ」と感じる要因となっているのではないかと思います。
長い休暇を取る事で有名なイタリアでは、有給休暇を年内に最低2週間、残りも18ヶ月以内に消化させない企業には、従業員1人につき最高780ユーロ、円換算で10万円の罰金が科せられるといった罰則規程があるそうで、法律上休暇は放棄する事の出来ない権利としたイタリアが看板通り「休暇大国」となった由縁ではないかと思います。日本の企業社会ではまだまだ有給休暇を取りづらい環境になっておりますが、法律で決めた一斉休暇は観光地もまた一斉に混雑する訳で、観光立国を目指す日本、特に北海道にとっては有休消化で関連産業に対する需要の平準化を図った方が、観光産業の振興につながるのではないかと思う次第です。何れにしましても、この連休中お出掛けになられる方は事故等にお気を付け頂きたいと思います。

先週の21日には、帯広南RCの創立15周年記念式典が開催されまして、クラブを代表して出席をして参りました。当クラブからは田中・田村両PGもご参列されておりましたが、特に南RC創立にあたり特別代表としてご尽力頂いた田中PGには感慨深いものがあったのではないかとお擦しする処であります。当時RIのクラブ拡大方針に基づき、新クラブの創立を目指した訳ですが、その構想が具体化しましたのが、丁度私が入会をした翌年でありまして、結果としては当クラブから5名の会員が移籍を致しまして、55名の創立会員で帯広南RCはスタートを果たした訳ですが、他の市内3クラブもそうであった様に新クラブへ移籍を希望する会員の勧誘という点では、関係者の大変なご苦労とご理解があった事を想い出しておりました。この記念事業では帯広市新図書館の休憩用ラウンジへベンチ一式が寄贈されました他、立派なクラブ旗が作成されておりました。又、記念祝賀会では会員によるお笑い歌謡ショーも披露されまして、会場は割れんばかりの爆笑に包まれ、大変楽しい一時を過ごさせて頂きましたが、今後共南RCの益々のご発展を祈念致したいと思います。