2004-2005年度会長報告
第2960回例会 合田 修 会長報告 2005年2月2日
2005 年 2 月 2 日
暦の上では立春を間近に控えておりますが、連日寒い日が続いております。特に風邪が流行っている様ですので、健康管理には充分お気を付け頂きたいと思います。
今日は、帯広北RCの杉浦会長にご来訪を頂いております。後程、ご挨拶を頂きますが、杉浦会長には何かとお忙しい中、ようこそお越し下さいました。皆さんもご承知の通り帯広北RCは、次年度地区ガバナーを輩出されるクラブでありまして、例年この時期はクラブ運営に加えまして、次年度の地区運営の準備で大変な事と拝察する処でありますが、そこはもうすぐ創立50周年を迎えられる名門クラブでもありますので、必ずや素晴しい地区運営がなされる事を確信致しておりますと共に、我々帯広RCとしても最大限の協力をして参りたいと考えております。帯広北RCのご活躍を改めて心から祈念申し上げたいと思います。又、3月6日に迫っております当クラブの創立70周年記念式典には、親クラブの記念行事という事で、一早く全員登録をもってのご出席の回答を頂きました。昨今は親子の関係ですら稀薄になる世の中ではありますが、帯広北RCには特段のご配慮を賜りまして、心から感謝申し上げる次第であります。私共と致しましてもこのお気持ちに報いるべく歴史に残る事業をして参りたいと思いますが、この場をお借りして改めて御礼申し上げます。本当にありがとうございました。
さて、国際ロータリーの第2回定例理事会に於いて決定された事項について報告をしますが、クラブの管理運営に関する事項と致しまして、DLP(地区リーダーシップ・プラン)が成果を上げている事から、この基本概念をクラブレベルに適用させ、効果的なクラブの運営枠組みを示す事によってクラブを強化する事を目的に「クラブ・リーダーシップ・プラン」を採択しました。このプランの必須要件としては、
- 会員数の維持・増強
- 地域・国際社会のニーズに対応したプロジェクトの実施
- ロータリー財団への支援
- クラブレベルを超えた指導者の養成
が上げられておりまして、クラブが独自のプランを作成する、又、支援するのがDLPの構成要素の1つとして義務付けられているとの事で、実際世界中のクラブで既に実施されている様ですが、これから就任されるG補佐・クラブ会長にとっては大変な事と感じる次第であります。又、理事会は推奨ロータリークラブ細則を改正しまして、第8条に四大奉仕部門をクラブ活動の「理念及び実践の枠組み」として確定、第9条ではクラブ・リーダーシップ・プランに基づく新しい委員会構成の常任委員会として、従来の四大奉仕委員会から、会員増強、クラブ広報、クラブ管理運営、奉仕プロジェクト、ロータリー財団委員会の5つを上げておりまして、この他は特別委員会として設ける事が出来るとしております。所謂、四大奉仕の形からではなくて、機能中心の委員会組織に焦点を合わせているのではないかと思いますが、この委員会機構を採用する場合は、現在の細則を改定する必要がありますので次年度以降の検討課題になるものと思われます。又、規程審議会から理事会に付託されました決議案の中で、新しいクラブを提唱する為の最低会員数を、従来の25名から20名にする事を決議しまして、この辺にも会員増強・拡大の意欲の表れが出ているのではないかと読み取る事が出来る次第であります。