2004-2005年度会長報告
第2955回例会 合田 修 会長報告 2004年12月15日
2004 年 12 月 15 日
今日は帯広ロータリークラブ恒例の年末家族同伴例会ですが、今年も200名に及ぶ多くの皆様方のご参加を頂きました。会員は元よりご家族の皆様ようこそお出で下さいました。心から歓迎申し上げる次第でございます。又、8月末に開催されました十勝千年の森での家族野遊会にも沢山のご家族のご参加を頂きました。この場をお借り致しまして改めて御礼を申し上げます。
今年度は国際ロータリー創立100周年、帯広ロータリークラブ創立70周年という記念すべき年を迎えておりますが、この歴史と伝統は申し上げるまでもなく、我々会員だけで創られたものではありません。ロータリー活動に参加する事への第一番目の理解者であるご夫人・ご主人、そしてご家族の皆様方のご協力があってこそ培われた年輪と日頃より感謝申し上げる次第です。来年3月6日には帯広ロータリークラブ創立70周年記念式典を開催すべく、現在鈴木樹実行委員長の元、鋭意準備を取り進めておりますが、どうかご夫人の皆様方のご出席を頂きまして、この記念すべき式典に花を添えて頂ければ幸いと願っておりますので、重ねて宜しくお願い申し上げます。今から94年前の1910年、ロータリーの創始者でありますポール・ハリスは散歩の途中、偶然、スコットランド生まれの美しい女性に出会います。その後たった3ヶ月で二人は結婚をする事になりましたが、この女性は大変慎しく、日本的に言えば曾ての大和撫子の様な人であったと思われます。ポール・ハリスは世界各国を廻って歩いた訳ですが、全てのロータリアンがこの女性、即ちポール・ハリスの妻・ジーンさんの事を「素晴しく魅力的で、湖の様な静かな眼差しと、人の心を虜にする会話と物腰。天から授けられた人間としての美さを全ての面で持っている方」と賞賛致しております。
ロータリーを語ります時、ポール・ハリスを始め多くの名前があがりますが、ご夫人が紹介される事は余り無い様に思います。然し、ロータリアンが活動できる根底には家庭があり、ご夫人或いはご主人、ご家族の存在があります。この時期、世界166ヶ国の多くのロータリークラブで年末家族会が開催されておりますが、今日はポール・ハリスのご夫人に優るとも劣らぬ沢山のご夫人方のご出席を頂きまして、帯広ロータリークラブが世界で一番幸せなクラブである事を皆様方に報告致します。因みに田中弘パストガバナー、そして田村昇市パストガバナーは今年ご結婚55周年を、加藤一夫元会長は同じく53周年を迎えられまして、ご夫人と共に仲良く歴史を刻んでおられます。又、まだまだ新婚気分そのままで、実に微笑ましい神谷昭典ご夫妻もいらっしゃいます。只、特に男というものは普段、妻の存在を忘れてしまいがちです。特に私はそうです。然し時には「妻の存在を眩しい視線の中に感じても良いのではないか」と、自分に言い聞かせながら、只今冷や汗をかきながら、相当無理をしてお話をさせて頂いておりますが、それが長くロータリーを続ける事の出来る最良の秘訣である事は間違いないと思います。この家族会に向けまして、親睦活動委員会小田委員長始め11名のメンバーが入念な準備をして下さいました。このクラブ奉仕活動の期待に応える為にも、どうか今日はご夫人に、ご主人に、ご家族に感謝しながら、全員が国際ロータリーの、そして帯広ロータリークラブのファミリーとして、記念すべき年をお祝いし、この年末家族会を楽しんで頂ければ幸いと願いまして、会長報告に代えさせて頂きます。