2004-2005年度会長報告
第2953回例会 合田 修 会長報告 2004年12月1日
2004 年 12 月 1 日
早いもので今日から師走に入りまして、まこと一年の極り、気忙しい月という気が致しますが、今年度も7月にスタートし、ここまで駆足で前半を乗り切って参りました。丁度本日が20回目の例会となりまして、早くも次年度以降の理事・役員を決定する年次総会を迎えております。総会が無事終了すれば私共執行部も少しは肩に荷が軽くなるのではないかと願っている処であります。
国際ロータリーは、従来2月第2週目にありました「家族週間」を廃止致しまして、昨年より12月を家族月間に指定し「ロータリー家族への心づかい」を奨励致しておりますが、この家族と申しますのはロータリアン家族は勿論の事、ロータリーの提唱によって作られたローターアクト・インターアクト、更に地域社会や国際社会へこの概念を広げて、地球家族としてのロータリーファミリーを意味しております。又、ロータリーファミリーという考え方は既にロータリーの綱領の中にあったものと言われておりまして、「知り合いで構成されているクラブ」と「友人で構成されているクラブ」とは違う様に知り合いが友人になっていく、友情が絆になって家族の様になっていく、その結果として退会防止が出来、新しい会員を迎える事が出来る、クラブこそがロータリー家族の核をなすところと言われております。思えば日本人として二人目のRI会長となられた向笠広次さんのRIテーマは「人類はひとつ」、もう22年も前の事ですが、全ての人間がひとつの大きな家族として捉える事が人間を尊重するロータリー活動の根源であると方向付けられておりました。
又、RIはこのロータリー家族を実践する機会として「家族委員会」の設置を要請しておりますが、この委員会の目的は家族同士の親睦、交流を深める事は勿論、ロータリアン同士の触れ合いを深め、地域・世界へとファミリーを広めていく事でありますが、具体的な活動はと言えば、特に難しいものではありませんで既に帯広RCの親睦活動委員会がその大半を実践しておりまして、全国的にもこの家族委員会を新設するクラブよりも、親睦活動委員会と併設して一緒に活動しているクラブが圧倒的に多い様ですので、次年度の委員会構成の参考にして頂ければと思います。又、先週より新入会員4名の推薦を文書で発表致しておりますが、実はこの中には、元々はそのご夫人と知り合いだったのですが、家族同士のホームパーティを通じてご主人自らが、更にご夫人の強い希望で入会の意思を固められた方々がいらっしゃいまして、ロータリー家族作戦が見事に功を奏した会員増強となるべく手続きを進めている処であります。今月15日には、親睦活動委員会によります恒例の年末家族会が開催される予定となっておりますので、順調に行けばその時の例会で新しいファミリーを紹介出来るものと思っておりますが、是非多くの会員並びにご家族のご出席を頂き、全てのロータリーファミリーへの温かい思いやりをクラブ全体で実践し、事業を盛り上げて頂ければ幸いと宜しく願いまして、会長報告に代えさせて頂きます。