2004-2005年度会長報告
第2949回例会 合田 修 会長報告 2004年10月27日
2004 年 10 月 27 日
早いもので10月も今週が最後の週となりましたが、皆様ご承知の通り23日午後6:00前後に発生致しました新潟県中越地震によりまして、又多くの犠牲者並びに甚大な被害が出ております。震度6強が3回という典型的な直下型の地震で、震源の真上の地域で大きな被害となってしまいました。日本列島は地震の巣の上にあると言われておりますが、先週の台風23号の上陸に続いての災害で正に天変地異、今年の夏の記録的な猛暑を加えますと、何か日本列島の亜熱帯化が一気に進んでいる様にも感じますが、何れに致しましても被災された方々には、心よりお見舞を申し上げますと共に、この十勝に住む我々にとりましても震災は他人事ではありません。「もしも」の時の備えが充分かどうか改めて点検をお願いしたいと思います。
引き続き残念な報告となりますが、留辺蘂RCの中原勇治P・Gが病気療養中でありましたが去る14日にご逝去されました。中原P・Gは1985-86年度のガバナーとして地区に多大なご貢献をされまして、帯広RCにもご指導を頂きました。葬儀には田中P・Gがご参列されましたが、クラブからも弔電を添えて香典を送らせて頂きました。心からご冥福をお祈り致したいと思います。又、先週の日曜日開催の第14回帯広の森市民育樹祭には、多勢の会員並びにご家族のご参加を頂きまして、大変ありがとうございました。朝方は強風で肌寒い幕開けでありましたが、森の中に入りますと一変いたしまして、作業が進むにつれ汗だくの会員ばかりで、久し振りに良い汗をかかれた方も多かったのではないかと思います。特に実行委員長でもあります林光繁元会長も自ら下枝払いに精を出されておりましたが、妙に様になっているお姿を拝見致しまして、意外な一面を見た様な気も致しましたが、皆様方も森に入る事でストレスが軽減された事は間違いないと思います。森林浴は血中に含まれるがん細胞やウイルスを殺すナチュラルキラー細胞が活発化するという効果がありまして、ドイツでは森林セラピーが盛んに行われている様です。本日、例会前に健康診断が実施されまして、人間尊重委員会の進藤元会長始め、委員会の皆様にはご苦労をお掛け致しておりますが、毎年注目されるのは受診の結果、何人が異常なのかではなくて、何人が正常なのかという事でありますが、今年は森林浴効果を期待致したいと思います。
最後になりましたが、去る24日には当クラブ元会長であられました杉田長男先生の一周忌法要がしめやかに行なわれまして、生前親交の厚かった関係者の方々が多数ご参列されておりました。当クラブからは歴代の会長経験者の方々がご出席をされまして、生前の杉田先生を偲ぶ事が出来ましたが、杉田先生と言えば帯広RCの創立70周年を非常に楽しみにされていた事を想い出します。3月6日開催の記念式典まで残り4ヶ月となりましたが、故人となられた元会員の意思を引き継ぐ為にも、実行委員会の皆様には引き続きご協力の程を宜しくお願い申し上げまして、本日の会長報告と致します。