2005-2006年度会長報告
第3025例会 星屋 洋樹 会長報告 2006年6月28日
2006 年 6 月 28 日
今日は会長として「奉仕の第2世紀」のスタート、101年にあたる今年度の最終例会を迎え、皆様の前で最後の報告をする機会となりました。
これも、ひとえに理事、役員を始め各委員長そして会員皆様のご協力、ご支援により、各委員会事業がとどこおりなく完了したからであります。
今年度はステンハマーRI会長がロータリーの最高の標語であり、完璧なテーマである「超我の奉仕」を掲げ、そして合田地区ガバナーは「原点に戻ろうロータリー」と強調いたしました。
私は、RIテーマとガバナーの方針から、ロータリーの出発時の「親睦と友愛、そして手を差し伸べる奉仕」の原点を引き継ぎ、その上に次の新しい挑戦と新しい奉仕の機会を求める活動が必要と考え、帯広ロータリークラブの活動方針を「更なる奉仕は、新たな歴史を創る」とし、出発致しました。
ロータリーを楽しみ、親睦を深めようと、家族野遊会は環境と人との共成を目指す。十勝エコロジーパークで、自然を体験し、十勝の食を味わいました。又、年末家族会にはJICAで研修している留学生に加え、210名もの参加をいただきました。「夜桜の花見例会」では桜の開花前線に一喜一憂しましたが、北海道ホテルのエドヒガン桜のもとで、お酒とハーモニカ演奏を楽しみました。
これらの活動記録をスピーディに会報として発行しています。プログラムは予定どおり進み、ロータリー情報委員会は最後に新会員オリエンテーションを開催し、私も講師として「ロータリーの誕生」についての講話をさせていただきました。活動や情報を適時に会員に伝えられ、クラブ運営を順調に進める事が出来たと思います。
合田地区ガバナーの「職業奉仕を考えよう」に応え、ニート、フリーターが社会問題化する中「出前レクチャー・高校生に期待すること」を三条高校、南商で開催しました。この活動が認められ、2005-06年度RI意義ある業績賞を授賞致しました。
社会奉仕では地域社会でのニーズを見極め、新しい裁判員制度や環境問題に取り組み、水の問題、最後の市民育樹祭そして帯広図書館落成にともなう記念植樹の贈呈を行い、例会場であるノースランド帯広の前に「超我の奉仕」と書いたハルニレの木を見ることが出来ます。
青少年の健全育成を目的としたライラセミナーやローターアクトへ協力をし、青少年の将来につながる研修が出来ました。
国際奉仕ではロータリー財団、米山奨学会への最大限の協力で国際的奉仕活動や奨学生に対する支援をすることが出来、理事、委員長の努力に感謝しています。
特に今年度は友好クラブであります、京都東ロータリークラブの創立50周年記念例会に出席し貴重な体験をさせていただきました。
この一年無事責任を終えることが出来ますのも、両PG、元会長の方々からの温かいご助言があったからでございます。
又、残念なことは37年間在籍された加藤一夫元会長の退会届けを認めざるを得なかったことであります。そして、今日最長老であります田村昇市PGからも、健康上の理由からと退会届けが出ましたので認めさせていただきました。
最後になりましたが佐藤幹事には大変な気配りをいただき、心から感謝しております。
新年度は高橋会長の基で帯広クラブが大きく発展することを心より祈念申し上げます。
今年度は素晴らしい出会いと感動、そして多くの経験をさせていただき、「超我の奉仕」を考える一年でありました。会員の皆様のロータリーの友情に心から御礼と感謝を申し上げまして、最後の会長報告とさせていただきます。誠にありがとうございました。