2005-2006年度会長報告
第2990例会 星屋 洋樹 会長報告 2005年9月21日
2005 年 9 月 21 日
先週の家族野遊会には多数の参加をいただきありがとうございました。十勝晴れの中自然を体験し、食を味わい、一日エコロジーパークで楽しませいていただきました。親睦活動委員会の皆さんには大変に御苦労様でした。
さて、「自然の叡智」をテーマにした、21世紀初の国際博覧会、愛知万博が9月25日で終わろうとしています。
愛・地球博の特徴は自然との共生をキーワードに、地球環境と科学技術の折り合いを模索する「未来社会の実験場」であります。
万博は1851年のロンドン万博の第一回以来、先端技術の展示というものでありまして、我国にとっては昭和45年の大阪万博以来35年ぶりの総合的な博覧会であり、世界121カ国5つの国際機関が参加いたしました。
日本人が初めて万博を視察したのは、1862年の第2回ロンドン万博で徳川幕府が派遣した遣欧使節団でありました。その中に福沢諭吉が書いた「西洋事情」で万国博覧会と日本語に翻訳し、今まで万博と言われているのです。
日本が正式に招待状を受けて登場した博覧会は、1867年(慶応3年)のパリ万博が最初です。ナポレオン三世から公式に招待状を受けた徳川幕府と別個に参加した薩摩・鍋島の両藩がそれぞれ「ニッポン」と称して出品した日本の版画や工芸品などが若干陳列されただけでしたが、浮世絵などは当時のフランスの画壇に大きな影響を与えました。
ロータリーも今年の「愛・地球博」には積極的に参加しています。国際ロータリー第2760地区では2005年国際博委員会を設置し、2005年3月3日に長久手会場にロータリー館(友愛の家)を開館しました。このロータリー館は来訪するロータリアンと、その家族、ゲストを歓迎し、友情の交換、国際親善、相互理解を通じ、世界平和に貢献すると同時に、ロータリーのPR、ロータリー理念の啓蒙と推進を行い、多数の参加があったと言われています。
以上、会長報告といたします。