2005-2006年度会長報告
第2984例会 星屋 洋樹 会長報告 2005年8月3日
2005 年 8 月 3 日
今日の理事会で8月、9月のプログラムが決定されました。その中で8月24日ガバナー補佐公式訪問例会、9月11日家族野遊会がありますので宜しくお願い致します。
8月は会員増強および拡大月間でありまして、毎年帯広ロータリークラブでは積極的な会員増強に努力している所であります、今年度も特段のご配慮をお願いいたします。
1905年、僅か4人で誕生したロータリーが右肩上がりで増加し、世界の会員数は120万人を超えました。しかし、2002年1,243,431名を最高として徐々に減少しているのであります。日本のロータリアンは1997年の130,649名をピークとして減少し、現在2005年には103,308名となりました。帯広ロータリークラブにおいては、1950年に33名の再開チャーターメンバーが集い再出発してから毎年増加し、1983年には初めて会員数が100名となりました。
1985年3月の創立50周年では会員が104名になっています。その後帯広南ロータリークラブ創立時に会員の移籍がありましたけれど、今年の創立70周年には109名のロータリアンが在籍しているのであります。
常に高い数字を維持していますのも、会員増強に力を入れて来た結果であると思います。
RIの元副会長に、ある会員が尋ねています。「ロータリーの中で一番重要なことは何ですか。ロータリーの精神でしょうか。ロータリーのプログラムでしょうか。それともロータリーの国際性でしょうか。」これに対して、元副会長は「この3つすべてが重要です。3つそれぞれがロータリー活動の全体を形成しています。しかし、この3つはどれも会員に依存しています。ロータリーの最も重要な要素は会員です。会員がいなければ何も出来ません。会員があってこそ、ロータリーが望むことの全てが可能となるのです。」
会員の重要性を全てのロータリー活動の前提とするなら、必然的な帰結としてロータリーの未来を確実なものとするための会員増強の重要性も受け入れなければなりません。
この地球上には毎日飢えに追いやられている20億の人々、読み書き、計算ができない10億の人々、住まいがなく路上で生活しなければならない人々がロータリーを必要としています。
私たちが奉仕する組織に一人のロータリアンを推薦し、入会させる時、ロータリーの奉仕の記録が更新され、さらに多くを成し遂げる可能性に新たな1ページが加えられます。
クラブは会員増強によって成長し発展していき、すばらしい人材は、クラブの新しいエネルギーになって行くのです。
どうか皆さんの身の回りをもう一度見直して、ロータリアンの適任者を各委員会から1人以上の推薦をお願いいたしまして会長報告と致します。
