私は地域のためにこの会社の未来のために、或いは自分の家族のために、そういう他者のために働いている自分も同時に見つけられる時に私は幸せであるから夢は実現しなくてもいいんです。私はそう思ってるわけです。しかし夢を持つことは大事である。そうするとこの十勝の地において一体皆さんはどういう未来の図、どういう夢を描いているのか、そしてそのために時空を超えて自分が何をしようとしているのか、それをもう一度胸に問いかけて、その姿を明確にしなければ奉仕という言葉はある意味で神社の掃き掃除も奉仕だし、小学校の通学児童の交通安全だって奉仕だし、あらゆるものは奉仕にすぎない。しかし私は今本当の意味で公共的な精神というのをこの国は取り戻さなければやっていけなくなるだろうと。そうしたらもう一度アイハブアドリームっていうのが必要なんではないかということで、テレビの印象と違って私は実はラテン系なんですということをはっきり言って終わりたいと思います。どうもありがとうございました、ご静聴。
司会 金子先生誠にありがとうございました。お時間が押してますが、ご質問あろうかと思いますが後ほどですね宴の席でまた先生お見えになるそうですので、そちらで頂きたいというふうに思います。ここでですねIM実行委員長から謝辞がございます。先生ちょっとお座り願って。
森本 金子先生には公私共に大変お忙しい中を本日の基調講演、「経営者の職業モラル」ということで大変長時間に渡りまして情熱的な言葉でお話頂きましてありがとうございます。大変厳しい内容でもございました。今日経営者の方もかなりおられるわけですけれどもお話の中にございましたようにどうか十分なる対話と良質な情報を持って経営に当たって頂きたいと思います。本日は長時間に渡りましてどうもありがとうございました。もう一度皆さんの暖かい拍手で先生をお送りしたいと思います。 |