2023-2024年度会長報告
第3807例会 令和5年11月22日 会長報告 工藤 大輔 会長
2023 年 12 月 7 日
みなさんこんにちは。今月最後の例会も「ロータリー財団月間」にまつわるお話をさせていただきます。
先週の会長報告で、寄付に対する「認証」の話をさせていただきましたが、「認証」と聞いてもあまりピンとこなかった方もいらっしゃると思います、認証とは皆様からの寄付への感謝を表すことにあります。寄付額の基準を決め、ピンバッジ等や感謝状が贈られます。
認証には、まず、財団の友会員、これは毎年100ドルの寄付をされた方、2004年ロータリー財団管理委員会にてEvery Rotarian ,Every Yearが採択されており、「毎年あなたも100ドルを」というひとつの目標でもあります。ポール・ハリス・フェローは累計1,000ドル以上寄付された方です。ここでは100ドル以上の寄付に対して、クラブや個人が持っているポイントを譲渡するシステムを使って同ポイント分が加算されます。ですので、皆さんが現在お持ちのポイントとその時のレートを計算の上ご寄付していただければと思います。昨年度末で9名のPHFがいらっしゃいます。
次にマルチプル・ポールハリス・フェロー、これはさらに+ 1,000ドル以上を寄付いただけると、マルチプル・ポールハリス ・フェロー 1回目となり、これを続けると2回目、3回目、そして8回目まで認証されます。退会者を除くと現在25名いらっしゃいます。
ベネファクターは恒久基金への寄付…先週、水をためておく池と説明した恒久基金に1,000ドル以上寄付された方、これは認証ポイントを使わないでの寄付額での換算となります。遺贈友の会会員はご自身の遺産の中から10,000ドル以上寄付される方が対象となります。
メジャードナーは寄付の累計が認証ポイントを使わないで10,000ドル以上の寄付をされた方です。現在3名の方がいらっしゃいます。
次はロータリー財団の父ともいえる1916-17年度RI会長アーチ・クランフの名前を冠した認証で250,000ドル以上とかなりハードルが上がってきます。最後にポール・ハリス・ソサエティーでロータリー財団に毎年1,000ドル以上寄付された方ということで、現在小沢会員がいらっしゃいます。
さて、今年度7月26日の会長報告で財団セミナー参加の報告をさせていただきましたが、その際、寄付文化の醸成を謳っていらっしゃる業務用厨房機器メーカー、ホシザキの坂本会長のお話をさせていただきました。
日本人は寄付をすると変な見方をされる。陰徳が美徳とされるこの文化をなくしたいと、ご自身が実践されているという内容でした。私は、ロータリアンとして私ができる範囲で実践していきたいと改めて思っています。11月に入って財団寄付のことを考えていると、普段は全く気にしていなかった情報が引っかかってきます。
今週の日曜日はマックハッピーデー、青いマックの日でした。この日、ハッピーセット購入一つにつき50円が病気と向き合う子供とその家族の支援に使われるとのことでした。
マクドナルドが財団を設立して、入院・通院に付き添う家族のための滞在施設を運営していて、それを安価で利用できるよう支援しているそうです。買いに行こうか迷いましたが、買ってもおもちゃの取扱にも困るので断念しました。
また先日、RIからメールが届きました。11月28日はギビング・チューズデー「寄付の火曜日」に思いやりの気持ちを込めて、ロータリー財団をご支援くださいとのことでした。私以外のハッピーセットを買うことを躊躇してしまった皆さん、来週の28日寄付の火曜日にMy Rotaryからご寄付をお願いいたします。
以上で会長報告を終わります。本日もよろしくお願いいたします。