2023-2024年度会長報告
第3788例会 令和5年7月5日 会長報告 工藤 大輔 会長
2023 年 7 月 7 日
みなさんこんにちは、いよいよ新年度が始まりました。今年度は第1例会ではロータリー月間についてご報告させていただきまたいと思います。
ロータリー月間はクラブ単位だけではなく、ロータリアン一人ひとりが、ロータリーの活動に参加するよう強調するため、国際ロータリー(RI)理事会が指定した月間のことです。なお9月、10月には日本独自の月間テーマが設定されています。
今月は母子の健康月間です。毎年、5歳未満で命を落とす子どもは、世界で推定590万人。その原因は、栄養失調、適切な医療や衛生設備の欠如など、どれも予防が可能なものばかりです。すべての母子が質の高い医療を受けられるよう、そして、出産で命を落とす母親がいなくなり、子どもがすくすくと成長できるように、ロータリーは支援活動を行っています。
例えば、教育、予防接種、出産キット、移動クリニックなど、ありとあらゆる方法で母子の健康を推進しています。また、女性を対象に、HIV母子感染の予防、母乳による授乳、病気の予防に関する教育も行っています。
ハイチでは医療ボランティアと助産師が僻地に住む母と子どもに医療ケアを提供できるよう、医療機器を搭載した車を寄贈しました。インドでは可動式がん検診機器一式の提供と、認識向上を目的とした研修の実施。自宅出産を安全に行うため、ロータリー会員が300万ドルを投入して5年間の試験的プロジェクトを開始しました。
私たちがこのような活動に具体的に関わる方法はと問われてもなかなか難しいかと思いますが、まずはロータリーが世界中でこのような活動を行なっているかということを知っていただきたいと思い、報告いたしました。
最後に6月30日付で中田知德会員が退会されました。今年度親睦活動委員として盛り上げていただけるものと楽しみにしていましたので残念です。
以上会長報告でした。それでは1年間どうぞよろしくお願いいたします。