2022-2023年度会長報告
第3771例会 令和5年2月22日 会長報告 竹川 博之 会長
2023 年 3 月 9 日
2点報告させて頂きます。
まず1点目です。昨年12月下旬に逝去された後藤裕弘会長の奥様とお嬢様が私の事務所に先週挨拶にいらっしゃいました。生前後藤会長が帯広RCをこよなく愛していられた事、又、大変クラブにお世話になり有難うございましたとの内容でした。改めて、帯広RCにとっ て大事なメンバーであったとの思いを強くすると共に心からご冥福をお祈り致します。
次に明日2月23日はロータリーの創立記念日です。この日は“世界理解と平和の日”と定められ、各クラブは国際理解と友情と平和への献身を特に認め強調する事とされています。ところで、ポールハリスの生い立ちを簡単に話したいと思います。1868年4月19日日曜日にウィスコンシン州のラシーンという町で生まれています。父親がドラッグストアを経営していた様ですが、失敗して破産と一家離散という悲劇が訪れ、父方の祖父母に育てられ多感な少年期を過ごした様です。又、ポールは大学を転々として最後にアイオワ州立大学を卒業して弁護士になります。1891年6月ポール23歳のことでした。その後、すぐには、弁護士の仕事をせず、アメリカ、ヨーロッパを放浪して様々な職業を経験し、多くの人生経験を豊富にします。1896年2月にやっとシカゴに定住して弁護士事務所を開設します。仕事は徐々に繁盛しますが、中々シカゴの生活様式には溶け込めず、又、劣悪な商慣習に疑問を持つこととなります。そして、その後ポールがかねてより考えていた新しいクラブについてやっと実行に移す時がやって来ました。それがポール37歳直前、1905年2月23日木曜日の夜の事でした。ここにロータリークラブが誕生する事となりました。なお、2月23日の他に2月26日という話もあり、本当の真偽はわかりませんが、ここでは2月23日をロータリーの誕生日とさせて頂きます。
以上ロータリーの創立記念日にちなみ会長報告とさせて頂きます。