2022-2023年度会長報告
第3768例会 令和5年2月1日 会長報告 竹川 博之 会長
2023 年 2 月 16 日
今月は平和と紛争予防、紛争解決月間です。何度か
お話ししていますが、ロータリーは次の6つの重点分
野に力を注いでいます。
水と衛生 教育の支援 疾病との闘い
母子の健康 経済と地域社会の発展
平和の推進(平和構築と紛争予防)( 環境の保全)
毎年武力戦争や迫害によって、数百万人が住む場所を失い累積6500万人の人々が故郷を追われています。その90%以上は民間人、更にその半数は子供と言われています。ロータリーはこの争いを引き起こす原因の解決に取組んでいます。将来への希望があり、貧困が減り、争いが生じる事のない世界をどのように築くことができるか?その答えは“人々を結び付ける”ことにあるとロータリーは信じています。そして、異文化への理解を深め共生を促すために補助金を活用して貧困、不平等、部族対立、教育機会の欠如、資源の不均等分布といった紛争の根本的原因の除去に積極的に取組んでいます。特に2002年に設立されたロータリー平和センタープログラムはロータリーの平和構築活動の1つです。毎年最高100人までの平和フェローが選ばれ平和フェローシップ(奨学金)を通じて平和構築、協力促進、紛争解決の方法を学びます。彼らはこれらの技能を磨き平和への努力を強化し、紛争予防、紛争仲裁の地域のリーダーとして紛争によって悪影響を受けた地域での長期間の平和構築の支援を実践しています。ロシアのウクライナへの侵攻を受けて、昨年4月のRI規定審議会の採択の中にカナダより提出された第3奉仕部門の社会奉仕に“地域社会における積極的平和を目指す”という文言を追加する事になりました。すなわち奉仕の第3部門である社会奉仕は“地域社会における積極的平和を目指す”ことによりクラブの所在地域又は行政区域内に居住する人々の生活の質を高める為に、時には他と協力しながら会員が行う様々な取組みから成るものであるという風になりました。又、地区で来年度から平和フェロー委員会ができ合田さんが出向する事になっています。
以上、会長報告とさせて頂きます。