2022-2023年度会長報告
第3753例会 令和4年9月21日 会長報告 小倉 豊 副会長
2022 年 9 月 28 日
今日は竹川会長が札幌での仕事でお休みですので、変わりまして会長報告申し上げます。
先日の日曜日には家族野遊会が大変盛大に行われました。梶野委員長をはじめ親睦活動委員会の皆様、林社長をはじめ「そら」のスタッフの皆様のお世話の御陰で、会員と家族の皆様の心に残る家族野遊会となりました。感謝申し上げます。
竹川会長年度も3カ月が経過し、役員の方々と委員長の皆様意欲的に事業に取り組んでいます。会員皆様のご協力に感謝申し上げます。本日は、生産現場の人間なので、その中のお話をさせて頂きます。
十勝の農業生産は毎年記録を更新しており、昨年は4,000億円を売り上げ、記録を更新しています。
十勝の経済は1次産業生産のみでなく、付加価値向上のため、加工分野に挑戦しています。
既に乳業メーカー・砂糖会社・デンブン工場・ポテトの加工のカルビー・冷凍工場等、十勝の生産性と品質の高さを素に付加価値の向上にJA初め連合会、各メーカー総力で取り組んでいます。
北海道農業と十勝はスクラムを組み、組織を上げて農業生産向上に取り組んでいます。
しかし、昨今の世界の食料状況を見ると、食料不足で苦しんでいる人々が大勢います。今後、世界は食料不足が大きな問題になります。
地球温暖化が異常気象を生み出し、地球の温度が1度上がると小麦・大豆・トウモロコシは5%減産となります。さらには人口の問題があります。現在の世界人口は75億4千万人です。私の生まれた1949年には25億人でした。当時より50億人増えています。今も1年に1億人ずつ増え続けていて、30年後には100億人を軽く超す計算になります。
そうなることで世界の食糧難は深刻な問題に直面していきます。現在も年間8億3千万人の方が餓死していて、食べ物を口に入れる事が出来ない方が9人に1人いる訳ですから。
食べ物の大切さをロータリーの仲間の皆様にも新たに、機会あるごとに考えて頂けるよう、今日はワンポイントですが、食の大切なことを皆で考えて頂ければと思い問題提起させて頂きました。
以上をもって会長報告とさせていただきます。