本日の例会は、十勝カラマツ製材加工協同組合理事長の秋元様に地球環境・資源に十勝はどう貢献する～木材の視点から～と題してお話頂きますが、2006-07年度の国際ロータリー会長のウィリアムＢ・ボイド会長は本年のテーマの中で水のことを揚げております。
今現在毎日、全世界で5才以下の子供たち6000人が命を失っている、つまり年間200万人の子供たちが安全な水を飲むことが出来ずに死んでいると云っております。ちなみにこの地球上の水の内淡水は約2.5％、残り97.5％は海水であります。淡水の内、南極・氷河・深層地下水等利用不可能な水を除くと3％つまり地球全体の水の内0.075％しか利用できないのです。しかも100％安全な飲料水を飲むことが出来るのは、日本・北アメリカにすぎません。またわが国は世界一の水輸入国であります。ミネラルウォーターなどでは有りません。輸入食料を生産するために必要な水に換算すると640億tと云う膨大な量であります。ちなみに国内少量生産に利用する水の量は533億tであります。水資源豊なわが国が、そうではない国の膨大な安全な水を使っている事を知っておかなければなりません。今日のお話をそのような観点からもお聞きして頂ければと思います。