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2020-2021年度会長報告

第3687例会 令和3年2月10日 会長報告 長澤 秀行 会長

2021 年 2 月 22 日

会長 2月は国際ロータリー特別月間の「平和構築と紛争予防月間」です。現在、戦争、武力紛争、迫害などによって毎年5100万の人々が住む場所を追われ難民生活を強いられています。難民の90%が一般市民で、そのうち半数以上が18歳未満の子供たちです。ロータリアンは久遠の平和を求め、ロータリー財団を通じて平和のために貢献しています。
 国際ロータリーは、補助金によるプロジェクトの質を向上させるために重点分野を定めています。推奨する重点分野は、平和構築と紛争予防、疾病予防と治療、水と衛生、母子の健康、基本的教育と識字率向上、地域社会の経済発展の6つの分野でしたが、2021年7月から7つ目の「環境」が加えられることになりました。天然資源の保全と保護を強化し、環境の持続可能性を高め、人と環境との調和を促す活動を支援するものです。いずれの重点項目も、すべて「平和構築」に通じると思います。戦争や紛争だけでなく、感染症や貧困といった要因に対して平和な環境を求めることは、今のコロナ禍にも通じるところがあります。
 帯広ロータリークラブは1935年3月15日に設立され、今年で86年目となります。途中、戦争で休会という歴史がありますので、帯広クラブも戦争とは無縁というわけではありません。また、昨年も、コロナ禍による休会という時期がありました。先日、ある方が「私の人生の中で、国難は2回あります。1回目は終戦時に玉音放送を聞いたとき、2回目が今のコロナ。」と言われたのが印象的でした。いずれも、先が見えない不安が全国的に広がっていたものと思われます。
 3月10日の創立記念総会は、いつもは夜間例会ですが、今回は残念ながらお昼の例会となります。会長経験のある高橋勝担会員に帯広クラブの歴史について講演をいただきます。多くの会員の参加を期待します。