2020-2021年度会長報告
第3683例会 令和3年1月13日 会長報告 長澤 秀行 会長
2021 年 1 月 20 日
今回、会場で食事を摂らずに弁当を用意するという形で例会を行うことを、先週の例会後の理事会で決めさせていただきました。今月と2月はこのスタイルで行きたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
さて突然ですが、ロータリークラブの定義は、「人道的な奉仕を行い、あらゆる職業において、高度な道徳的水準を守ることを奨励し、かつ世界における親善と平和の確立に寄与することを目的とした、実業人および専門職業人が世界的に結び合った団体である。」とされています。英文和訳のため難解な言い回しですので、私なりに解釈すると「奉仕の理想を生活の基盤とすることに同意した人たちによって構成されたクラブ」ということになります。本日のロータリーソングは「奉仕の理想」でした。内容を理解されて歌われているでしょうか。
次に、ロータリーの目的は1か条の本文と4つの項目となっています。これも私なりに簡略化すると、本文は「奉仕の理念を奨励し、育むこと」となり、第1:知り合いを広めることによって奉仕の機会とすること、第2:職業上の高い倫理基準を保ち、ロータリアン各自の職業を高潔なものとすること、第3:ロータリアン一人一人が、奉仕の理念を実践すること、第4:世界的ネットワークを通じて、国際理解、親善、平和を推進すること、が目的です。
1月は、職業奉仕月間です。職業奉仕はロータリーの核心です。「すべての合法的職業は、尊重されるべきである。」という認識をもって、各会員の職業は社会に対する奉仕の機会を提供するものであると考えられます。奉仕とは、他人のために何かをすることです。ロータリーの「職業奉仕」の概念は、ロータリーの目的の第2を基本としていて、職業上の高い倫理基準、役立つ仕事はすべて価値あるものという認識、ロータリアン各自の職業を高潔なものとすることとなります。
職業奉仕で大切なことは実践することです。具体的な方法は、奉仕プロジェクトへの参加、言動を通じて模範となること、倫理的な行動、若者のキャリア育成・指導、専門教育の開発・指導などいくつかありますが、「例会で、各会員が自分の職業について話し、互いの職業について学び合う」ことも含まれています。
本日のプログラムは、職業奉仕委員会が担当して、伊藤秀敏会員にお話していただきます。