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2020-2021年度会長報告

第3676例会 令和2年11月18日 会長報告 長澤 秀行 会長

2020 年 11 月 25 日

会長 先週に引き続き、本日もオンライン開催となっています。オンライン開催では、新型コロナウイルスの感染リスクを回避できるという点が最大のメリットです。また、どこにいても例会に参加できることが利点です。でも、会員同士が会場で直接顔を合わせられないことが、相互扶助と親睦を旨とするロータリークラブとしては、非常に残念な点です。会場で皆さんとお会いしたいのは山々ですが、もうしばらくの辛抱ですので、ご了承ください。
 さて、今月はロータリー財団月間です。第1例会で申し上げましたが、本日はロータリー財団についてお話しいたします。ロータリー財団の正式名称は、「国際ロータリーのロータリー財団」です。ロータリー財団は、国際ロータリーの使命を達成するための手段ですので、一体となって運営されています。ロータリー会員は、会費を通じて国際ロータリーを支援し、寄付を通じてロータリー財団を支援しているということになります。ロータリー財団のプログラムには、ポリオプラス・プログラム、ロータリー平和フェローシップ、補助金(グローバル補助金、地区補助金)などがあり、人道的目標の事業に使われます。国際ロータリーの奉仕の理想を実現するためには、財政基盤がなければ実行できません。
 ロータリー財団設立のキッカケとなった基金の創設は、クリーブランドRCのアーチ・フランク氏によるものでした。
 米国・オハイオ州・クリーブランドは、アメリカ5大湖のひとつ、エリー湖に隣接する町で、メジャーリーグのインディアンス、ロックンロールの殿堂、クリーブランド・オーケストラなどで有名です。
 クリーブランド交響楽団のフルート奏者だったアーチ・フランク氏は、「大きな活動をするためには、基金(お金)が必要」という考えで基金を創設しました。その後、基金はロータリー財団と改称され1928年ミネアポリス大会で発足しましたが、翌年に大恐慌があり遅々として進みませんでした。基金創設から30年後、1947年にポール・ハリス氏が逝去し、遺言の「国際理解を進めるために寄付してほしい。」という呼びかけに約130万ドルの寄付があつまり、財政基盤ができて各種事業が始まりました。
 60セントで一人の子供にポリオワクチンを投与することができます。50ドルあれば、その地域に安全な水を提供して水を介する病気から人々を守ることができます。金額の多寡は問いません。「世界でよいことをする」ために、ロータリー財団への寄付をよろしくお願いします。