2020-2021年度会長報告
第3670例会 令和2年10月7日 会長報告 長澤 秀行 会長
2020 年 10 月 19 日
10月は米山月間です。米山奨学事業の意義を深く理解し、寄付金を募る活動をするという日本独自のものです。すでに、これまで幾度となく事業について説明し、寄付のお願いをしてきましたので、本日は繰り返しを避けますが、寄付の受け付けは、常に行っています。
先ほど、竹川副会長からお話がありましたが、2014年にRI理事会は10月を重点分野「経済と地域社会の発展月間」としました。貧困問題の解消、女性の地位向上、グローバルなパートナーシップ、環境の持続可能性などをテーマとしたものです。具体的には、地域社会における起業家あるいはリーダーの養成、地域ネットワークの向上、雇用創出、貧困の削減、専門職業人のための経済的支援を強調する月間です。これらは、地球規模で、開発途上国や貧困地域の経済発展を目的としたものではありますが、十勝帯広をはじめとする地域づくり全般に通じるものがあると思います。
ちなみに、とかち財団では、農業機械、食品加工機械を中心とした工学系のものづくり支援、および食品加工や機能性、安全性に関する食品系のものづくり支援を進めてきましたが、2年前から起業、創業支援、さらに補助金支給によるサポート、学生起業家に対する奨学金の支給などを開始しています。事業創発支援については、天光堂ビル1階に昨年開設した「LAND」で活動の場です。
これらの活動が評価され、このたび、とかち財団が第9回地域産業支援プログラム表彰事業で農林水産大臣賞を受賞しました。皆様のおかげです。ありがとうございました。
本日の理事会で、ガバナー補佐及び会長ノミニーの選考委員会設置が了承されましたので、皆様にご報告いたします。
