2020-2021年度会長報告
第3663例会 令和2年8月5日 会長報告 長澤 秀行 会長
2020 年 8 月 18 日
7月に新年度がスタートし1か月が過ぎました。これまでのプログラムでは役員、副会長、理事、委員長から、ご挨拶と活動方針の説明をいただきました。新型コロナウイルスの影響を受け、経営環境も生活環境も厳しい状況の中、それぞれの役職を引き受けていただき、大変感謝しています。頼もしい皆さまのサポートをいただき、帯広クラブがワンチームとなって、「前へ」(明治大学ラグビー部の北島忠治監督の口癖でした)と進んでいけるよう、運営に努めたいと思います。
今日の理事会で、今年度のメークアップ対象事業が報告されましたので、ご報告いたします。理事会、クラブ協議会、ローターアクト例会、新入会員オリエンテーション、情報集会、その他事業(寺子屋、出前講座等)、RI2500地区事業、その他理事会が承認した事業です。
さて、今年は、日本にロータリークラブが設立されて100年目となります。日本人ロータリアン第一号は、福島喜三次氏です。1915年に仕事の関係で渡米中、ダラスRCに入会しました。同時期に渡米していた、米山梅吉氏と出会い、ロータリークラブを紹介しました。帰国後、二人は、1920年10月に東京RCを創立し、会長に米山氏、幹事に福島氏が就任し、日本のロータリークラブの第一歩となりました。
「日本のロータリー100周年を祝う会」は、今年の11月24日にザ・プリンスパーク・タワー東京において、1000名規模で開催を予定していましたが、7月31日付の手紙で、延期の通知が参りました。来年になると、101周年となるわけですが、2020-21年度の事業と考え、現段階では、来年5月中(日程は調整中)に開催予定ということです。新型コロナウイルスの状況によっては、ビデオメッセージやバーチャルでの開催も視野に入れているようです。
米山梅吉氏は「日本ロータリーの父」と呼ばれています。1952年に、東京RCは彼の功績をたたえ、日本で学ぶ外国人留学生に対する奨学制度を構想し、5年後の1967年に文部省を主務官庁とする「(財)ロータリー米山記念奨学会」が設立されました。今では、国内で民間最大の奨学事業となっています。帯広クラブも、世話クラブとして、これまで多数の奨学生をサポートしてきました。今年の秋にも、タイ・チェンマイ大学から帯広畜産大学大学院に入学予定の奨学生もいます。当分はオンライン授業とのことですので、来日は来年になる予定です。奨学生の留学生活が心豊かになるよう、クラブ会員の中からカウンセラーが付くことになっています。ご希望の方は、ご連絡いただきたいと思います。