2018-2019年度会長報告
第3618例会 令和元年5月29日 会長報告 和田 賢二 会長
2019 年 5 月 31 日
ＲＩで3年ごとに開かれる規定審議会が4月14～18日の５日間、アメリカイリノイ州シカゴで開催されると４月１７日の会長報告の際にお話しましたが、先週末に2019年規定審議会で決定された１６０頁に及ぶ内容のメールが届きました。
審議会では、計 117 件の立法案が審議されました。この中には 116 件の制定案（RI の組織規定を改訂する立法案）と 1 件の見解表明案（国際ロータリーの見解を表明する提案）がありました。これらのうち、審議会は 46 件の制定案および 1 件の見解表明案を採択しました。55 件の立法案は否決され、15 件の立法案が審議されずに撤回されました。採択された 46 件の制定案のうち、7 件は修正の上採択されました。
ジョン・ヒューゴ事務総長の総評によりますと、 多くの画期的な変更が導入された前回の審議会ほどではないとは言え、2019年規定審議会でもロータリーの未来を形づくるいくつかの決定が行われました。これら重要な決定の一つに、ローターアクトクラブの立場を高める案件がありました。この変更は、ローターアクトクラブが加盟できるようにするために国際ロータリーの加盟の定義を広げるもので、RIからローターアクトクラブに提供されるサポートを増やすとともに、ローターアクトの奉仕の力を高めることを目的としています。
また、RIを米国内国歳入法の第501条(c)(3)項に基づく免税資格のある団体に変更するという理事会の提案を承認しました（現在、RIは第501条(c)(4)項に基づく団体）。この変更の可能性については、特別に設けられたタスクフォースが18カ月間にわたって調査を行い、税優遇措置だけでなく、外部業者からの割引によって経費削減につながると結論づけました。
そして会費（人頭分担金）について、審議会は2020-21年度から3年間、毎年1ドルという緩やかな増額を承認しました。
他にも会員身分の制約の規定では、「各クラブは、多様性を推進するような均衡の取れた会員構成を構築するよう努めるものとする」と言う文言が付け加えられました。
会長の任期の規定では、会長は、7 月 1 日に就任し、1 年間、または後任者が然るべく選挙されて適格となるまで、その職務に当たるものとする。という部分を後任者がしかるべく選挙されなかった場合、現職の会長の任期を 1 年に限り延長するものとする。と変更になりました。
皆さんの中で、マイロータリーへの登録がまだの方は、是非この機会に登録をして下さい。ロータリー活動を行う上で様々な情報を得ることが出来ます。
