2018-2019年度会長報告
第3600例会 平成30年12月19日 会長報告 和田 賢二 会長
2018 年 12 月 21 日
来週は休会ですので、本日が平成30年の最後の例会となります。
先週はクラブの大きなプログラムの一つである年末家族会でした。工藤委員長を始めとする親睦委員会の皆様の素晴らしいプログラム運営により、参加いただきましたご家族の皆様には、大変喜んで満足してお帰りいただいたと思います。久々にポインセチアのおみやげも頂きまして、私の妻も喜んでおりました。やはり女性はお花を頂くと嬉しいのですね。
親睦活動委員会の皆さんありがとうございました。そして来月早々、休む暇もなく新年例会のプログラムも担当されておりますので、重ね重ね宜しくお願い致します。
本日の例会プログラムは、ゲスト卓話であります。今年を締めくくるのに相応しい素晴らしいゲストにおいで頂きました。来年の5月で、日本の裁判員制度が始まって10年を迎えるのに合わせて、木野村会員が尽力して下さり、粟津裁判官にゲスト講師としておいでいただきました。
よく映画では、陪審員がキーマンになるものがあります。「12人の怒れる男」、「裁きは終わりぬ」、「アラバマ物語」「評決」などが記憶にあります。なかでも、重要なシーンで陪審員が出てくる映画では、1987年公開の「アンタッチャブル」です。主演ケビン・コスナー、音楽はイタリアの巨匠エンリオ・モリコーネです。1920年頃、禁酒法時代のシカゴで、ギャングのアル・カポネを裁判にかけるシ-ンで、陪審員をカポネ側が買収するのです。それを知ったエリオット・ネス(ケビン・コスナー)が、隣の法廷と陪審員を入れ替えるように裁判官に要求して、入れ替えさせ有罪にするというものでした。現実の問題としてはあり得ないのでしょうが、正義は勝つという印象的な映画でした。
私は、裁判員制度が始まりましたときに、このような映画に登場する陪審員制度を連想致しました。しかし細かい部分で陪審員制度と裁判員制度は異なるという事ですので、本日のお話を聞きながら勉強したいと存じます。