2007-2008年度会長報告
第3091回例会 会長報告
2007 年 11 月 28 日
先週の水曜日に、本年度第1回の新会員オリエンテーションを実施しました。
今回は、入会3年以内の会員7名の参加と、3年を超える会員11名のご出席をいただきました。現在、入会3年以内の会員が28名おりますが、皆さんに参加の権利があります。次回の参加をお待ちしています。新会員オリエンテーションでは、情報集会同様に夜の会合のせいでしょうか、昼の例会ではなかなか聞けない本音の話が飛び出したり、いつもは強面(こわもて)の先輩が相好(そうごう)を崩した意外な一面に出会ったりして、会話の切っ掛けになる事もよくある、和やかな学習会です。入会3年以内の会員の方ぜひ次回は、ご参加ください。
「昔の先輩は怖かった」と、私たちの先輩がよく言います。実は、私たちも先輩は怖いのですが、感じていただけますでしょうか。「昔の先輩は怖かった」という先輩の言葉には、「昔のロータリーは、ルールが厳格であった」という意味が含まれているのではないでしょうか。
今年9月に釧路で開催されたCLP研修セミナーにおいて、地区の会員増強委員長が、1971年の手続要覧にある推奨クラブ細則の話をされました。
36年前のその手続要覧には、「会員選挙の方法」つまり新会員の入会手続に関する条項が、14項目ありました。現在は、6項目しかありません。 いかに昔は、ルールを厳格に規定していたかという証左のひとつであります。
私たちは、過去に戻る訳にはいきませんが、過去のルールから学ぶことは多く、また大事なことだと思います。
今、100周年を終えた国際ロータリーは、奉仕の2世紀のあり方を模索し、変わろうとしています。その方策の一つとしてCLPによる、「効果的なクラブ運営」を提唱しております。
本日この後、クラブ細則についてご審議いただきます。大きく変えるのではなく、少しずつ変わろうとする空気を読み取っていただければ幸いです。また、田中パストガバナーには、早々にご意見をいただき、大変参考になりました。ありがとうございます。
2007~2008年度帯広ロータリークラブ 会長 奥 周盛