2016-2017年度会長報告
第3529例会 平成29年5月31日 会長報告 佐藤 真康 会長
2017 年 6 月 2 日
先日まで、ゴールデンウィークとか桜とかの話をしていましたが、あっという間に5月の最終日となりました。
さて、「ロータリーの友」には様々な情報が載っていますが、私のお気に入りは「SPEECH」です。このコーナーは、全国各地である地区大会やIMなどにおける講演でも選りすぐりのものが掲載されているので、興味深い記事が多です。今日はその中から、私の印象に残っている記事を紹介します。
2年ほど前に掲載された記事ですが、「ちょっと知りたい木のはなし」というタイトルです。木に関する誤解をいろいろ紹介しているのですが、「木の年輪幅は南側が広い」「幹に耳をつけると樹液の流れる音が聞こえる」「校倉造りの壁の通風説」、私も信じていたこれらの説はガセネタだそうです。
そして、一番のガセネタは「木を伐って使うことは環境破壊」ということで、人類の生存のためには、むしろ木を伐って、使わなければならないという話しは参考になりました。木は若いときは二酸化炭素を吸収しますが、歳をとると吸収しなくなるそうです。だから、古い木は伐採し燃やさず活用するのがいいということでした。
そして、私にとってこの記事で一番興味深かったのは、人は死んだら炭素になり、1リットルの空気中に、亡くなった人の炭素が8万8000個あるという話しでした。私も、父母を亡くしていますが、私の周りに父母の炭素がいっぱいあると思うと、ちょっと安心しますね。この手のスピリチュアル(?)な話しは全く信じない私ですが、科学的に説明されるとちょっと納得してしまいました。
このように、面白い話がいっぱい載っていますので、ぜひ「ロータリーの友」を読んで頂ければと思います。