2016-2017年度会長報告
第3524例会 平成29年4月19日 会長報告 田中 一郎 副会長
2017 年 4 月 20 日
今日は米山記念奨学委員会の担当例会です。後ほど、奥パストガバナーからのお話ということで、米山についてさらに理解を深めることが出来るものと確信しています。今日私も、米山に関してネットで調べたことを少しお話ししたいと思います。
米山梅吉さんの経歴の一部をご紹介しますと、1868年の明治維新の年に生まれています。そして20歳の時にアメリカに渡り、8年間の留学生活を送っています。その後帰国しましてから、文筆家を志して、政治家の勝海舟に師事していましたが、友人のすすめから三井銀行に入行し、常務取締役になります。さらに、その後三井信託銀行を設立し、社長に就任されております。
米山奨学事業の創設には、一人でも多くの留学生を迎え入れ、平和を求める日本人との出会いにより、信頼関係を築くことがもっともふさわしい「国際奉仕事業」という思いがありました。そして、留学生への支援は、未来に向かっての平和の架け橋となる「尊い奉仕」という事であります。
彼の資料を展示しています米山梅吉記念館は、出身地である静岡県の三島市のすぐ隣にある、長泉町にあります。ご存知の方も多いと思いますが、三島市は東海道新幹線も停まりますし、伊豆、箱根の玄関口となっている町であります。私も縁があり、今までに6~7回訪ねています。三島大社があり、富士山の裾野にあるため、川の水がすごくきれいです。水が良いということで、ウナギの名店が多いという事でも有名であります。
私も昨年7月に仲間4人と三島に遊びに行ってきました。そのとき、記念館を訪ねていれば、皆さんにもっと興味深いお話を出来たのかなと残念に思っています。そのうち、また行く機会があると思いますので、その時は訪ねようと考えています。ちなみに、記念館は三島駅からタクシーで5分という事ですので、ご興味のある方は立ち寄っていただければと思います。