2007-2008年度会長報告
第3073回例会 会長報告
2007 年 7 月 11 日
ロータリーでは、毎月テーマを決めて強調月間を設けていますが、7月は、「識字率向上月間」であります。RIでは、保健、水保全とならんで、重要な継続プロジェクトと位置づけています。
教育水準の高い日本においては、あまり現実味を感じないかも知れませんが、世界に目を向けると、特に途上国ではロータリーの「識字率向上プログラム」を必要とする多くの子ども達がいることが現実です。
識字によって得られる知識によって、子ども達の大きな夢と明るい未来が伐り拓かれることは、素晴しいことだと思います。
先月の例会において、「リテラシーをどう身に付ける」というテーマで、秋元会員が卓話をされました。
いろいろとカタカナの現代用語がでてきたことは、皆様の記憶に新しいことと思います。この「リテラシー」という言葉の意味は「読み書きの能力」のことですから、将に「識字」の問題であります。「ことば」というのは、ただ知っているというだけではなく、使いこなす能力が大事である。というお話でありました。
途上国の子ども達と比較はできませんが、カタカナの現代用語に振り回されている私たちも、この「識字率向上」の意味について改めて考えてみる必要があるのではないでしょうか。
2007~2008年度帯広ロータリークラブ 会長 奥 周盛