2016-2017年度会長報告
第3505例会 平成28年11月9日 会長報告 佐藤 真康 会長
2016 年 11 月 11 日
先週の土曜日、釧路ロータリークラブの80周年式典がありました。当クラブからは奥パストガバナーをはじめ5名が参加しています。式典は多くの方が出席し、ミニ地区大会のような、いい内容でした。その中で、当クラブはスポンサークラブということで、札幌ロータリークラブと共に感謝状と記念品の花瓶を頂いています。ご報告させて頂きます。
さて、本日は11月9日です。27年前の今日、世界で大きな出来事がありました。それは、ベルリンの壁の崩壊です。東欧一帯は44年間にわたって共産圏に組み入れられていました。その間、元ロータリアン達は集会を禁止され、まったくロータリーの活動は休止しています。それ以前はロータリークラブがあったということですね。
1989年、ソ連の共産主義が破綻し、ベルリンの壁が崩れ落ちるとともに、ドイツのロータリアンはどの国よりも先にロータリー・クラブを復活し、東欧諸国にロータリーを復活させるための指導的な役割を果たしました。彼等は東欧諸国を80箇所以上何度も訪れて鋭意クラブを新設したと言われています。東ドイツで育った人々にとって、「奉仕クラブ」という概念はなじみのないものでしたが、ドイツが再統一されてから 1 年以内に旧東ドイツに 49 の新クラブが誕生しています。
その日、西ベルリンのヒルトンホテルには、国際研究会に出席してた何百人ものロータリアンがいたようです。彼らは、ホスト・ホスピタリティーの行事に向かおうとタクシーを待って いましたが、タクシーは一台も現れませんでした。それは、通りが、東ベルリン市民であふれかえりふさがってからだそうです。
今日、アメリカ大統領選挙が行われています。大接戦のようですが、いずれが大統領になっても、このような壁ができないような政治を行ってもらえればと思います。
本日、奥原ガバナー補佐が訪問しております。後でお話を頂きますので、どうぞ、よろしくお願いします。