2007-2008年度会長報告
第3076回例会 会長報告
2007 年 8 月 2 日
今日から8月であります。8月のロータリーでは、「会員増強および拡大月間」となっております。いま、世界のロータリーの会員数は1,221,298人、クラブ数は32,747クラブ。日本国内の会員数は99,837人、クラブ数は2,326クラブ。そして2500地区においては、会員数2,555人、クラブ数は68クラブです。この数字はいずれも今年の5月31日現在の公式数字であります。
過去10年の統計を見ますと、日本のロータリーの会員数は1996年には129,709人で、現在は比較すると 23%減少しております。2500地区においても、同じく1996年に3,346人でほぼ同じく24%減少しております。この10年の間に、およそ1/4の会員の方がお辞めになっております。
会員減少は、世界的な傾向ではありますが、この数字が示すように、日本において特に顕著であります。
昨年度のRI会長である ウィリアム・ボイド氏は、「会員減少を対処するには、新会員をひきつけようとする努力も大事であるが、それよりもむしろクラブを強化し、クラブの魅力を高める方が先決問題である」と述べております。つまり、会員増強には「魅力あるクラブ」である事が大前提にあり、それが最も効果的な手段であるということです。
帯広ロータリークラブは、今年度105名の会員でスタートしました。会員数において、地区ではトップであると同時に100名を超える唯一のクラブでありますが70周年以降、会員減少の傾向の過程にあります。 帯広クラブと同様に歴史と伝統のある、旭川クラブは現在81名、釧路クラブは現在97名であります。 数に安住する気持ちが、もっとも危険であることを肝に銘じながら、新会員の発掘と同時に、「魅力あるクラブ」について、皆様と共に考え努力して行きたいと思います。
本年度の地区大会が、10月6日・7日に北見の地で開催されます。幹事からも皆様にお誘いの案内が行っていると思います。登録されている方も順調にのびております。
大会実行委員会から、クラブ紹介するのためのキャッチコピーの提出を要請されておりましたので、本日の理事会において次のようなキャッチコピーに決定させていただきました。
それは「未来へ継なぐ、進化する歴史と伝統」の、帯広ロータリークラブ。
このキャッチコピーで紹介された折には、皆さんとともに、会場で大いに盛り上がりたいと思いますので、多くの会員の参加をお願い申し上げます。
2007~2008年度帯広ロータリークラブ 会長 奥 周盛