2007-2008年度会長報告
第3107回例会 会長報告
2008 年 3 月 26 日
3月の強調月間のテーマである識字率向上についてお話します。RIにおいて識字率向上は、水や飢餓の問題と同様に毎年継続して重点事項となっています。
ロータリーの友3月号の特集記事によると、2620地区の甲府城北RCは、2002年9月にラオスに小学校を建設し、その後も支援事業を継続しています。2600地区のあづみ野RCは創立20周年記念事業として2006年からミャンマーで学校建設のプロジェクトに取り組んでいます。河内長野RCでは、世界社会奉仕(WCS)のプロジェクトとしてインドのチェンナイで同じく学校を建設し、奉仕活動を進めています。
今年度、帯広RCが取組んでいるWCS事業のマッチング・グラントも、障害をもつ児童の識字率向上の一助になるものと確信しています。今週の月曜日、帯広市内の小学校で一斉に卒業式が行われました。私の長男も柏小学校を卒業しますので、久しぶりに卒業式の雰囲気を味わって参りました。そこには多くの感動がありました。卒業する児童を送り出すクラス担任の先生の涙は、見ている私たち父母にも気持ちが伝わってきました。卒業生と在校生との交流に心温まるものを感じました。こんな思い出と感動を抱いて育っていく日本の子供達は幸せであります。
私たちはロータリーの活動を通して、教育環境の支援や識字率向上に取り組み、世界の子ども達の未来に希望の光が差すならば、それがロータリアンの至福と誇りではないでしょうか。
2007~2008年度帯広RC 奥 会長