2007-2008年度会長報告
第3109回例会 会長報告
2008 年 4 月 9 日
4月に入り、新年度が始まりました。お別れの3月から出会いの季節へと空気が変わりました。入学式と歓迎会の多いシーズンです。昨日は、帯広市内の小中学校で、入学式が行われました。ピカピカの1年生は、無垢で本当に可愛いですね。あの大きなランドセルには夢と希望が一杯に詰まっているのではないでしょうか。
毎年めぐって来るこの季節、春の息吹と生命の躍動を感じるこの季節が、私は大好きです。ロータリーの新年度は7月ですが、7月と4月のカレンダーには共通することがあります。それは、同じ曜日で始まる事です。ですから、7月も9日は水曜日で、7月2日は、第1水曜日の例会日です。
ロータリーにおいても、この時期、新年度の体制づくりが着々と進んでおります。クラブにおいては、先月の26日に次年度の第1回クラブ協議会が開かれました。そして、今月19日、20日には釧路において、PETSならびに地区協議会が開催され、次年度の足立ガバナーからRI及び地区の運営方針が発表されます。
次年度のRI会長は、韓国出身の李東建氏で、韓国では初めてのRI会長であります。また次年度のRIテーマは、「Make Dreams Real」(夢をかたちに)と発表されました。これに関する詳しい話は、次年度のテリトリーですので、私の話はここ迄にして、少し話題を変えて、歴代RI会長のお話をします。
これまでに日本人のRI会長が、二人おります。1968年度の東ヶ崎潔氏と、1982年度の向笠広次氏です。東ヶ崎潔会長のRIテーマは、一言「Participate」(参加し敢行しよう)でした。向笠広次会長のRIテーマは少々長く、「Mankind is one, build bridges of friendship throughout the world」(人類はひとつ、世界中に友情の橋をかけよう)でした。何れも新鮮で現在でも通用するテーマだと思います。
今年度のウィルフリッド・ウィルキンソン会長を含め、歴代97人のRI会長がおりますが、そのうちアジア出身の会長は、二人の日本人の他に、インド2人、フィリピンとタイから各1人の合計6人おります。
直近では、タイ出身のビチャイ・ラタクル氏が、今から5年前の2002年度RI会長で、ご記憶の会員も多いと思います。当時の帯広RCは、真鍋智紀会長の年度で、私はクラブ幹事をさせていただきました。
ビチャイ・ラタクル会長が、公式訪問で札幌に来られた時に、直接拝見し、お話を聞く機会がありました。同じアジアの文化圏だからでしょうか、思想、心情的に共鳴するところも多く、親しみとともに強く印象に残っています。
2007~2008年度帯広RC 奥 会長