2012-2013年度会長報告
第3346例会 平成24年5月22日 会長報告(代理) 渡辺喜代美 会長エレクト
2013 年 5 月 31 日
本日は、奥原会長に代わりまして会長報告をさせていただき会長エレクトの渡辺喜代美です。よろしくお願いします。
さて、今月は特別月間テーマのない月です。ロータリーの特別月間・特別週間。これは、ロータリークラブだけでなく、ロータリアン一人ひとりが、ロータリーの活動に参加するよう強調するため、国際ロータリー(RI)理事会が指定した月間のことです。このテーマがない月ではありますが、2012−13年度RI会長田中作治さんは、「奉仕を通じて平和を」をテーマに掲げ、5月17−18日第3回世界平和フォーラムを広島市で開催されました。
「朋友ロータリアンの皆さん、国際ロータリー会長に指名していただいた時、私の年度のテーマは、平和に焦点を当てようと考えました。3回の平和フォーラムを計画したのは、ロータリアンの皆さんに平和について考え、語り、平和な世界を築く方法についてアイデアを分かち合う機会を持っていただきたいと考えたからです。」と語り、その思いをベルリン・ホノルル・広島の三都市で実現されました。その田中作治国際会長の実行力とホストされた世界のロータリアンの姿こそ、RIテーマ「奉仕を通じて平和を」の実践者なのではないでしょうか?
今回の2710地区のホストで開催された広島大会の様子は、2500地区を代表して参加された当クラブの讃岐会員から報告
いただけるものと楽しみにしたいと思います。 5つのテーマ『①世界と私たちはどうつながっているのか?:佐伯奈津子氏(インドネシア民主化支援ネットワーク事務局長)②宗教・文化・生活習慣は平和を阻むのか?:片野淳彦氏(札幌大学非常勤講師)③戦争と平和のために、国家の果たすべき責任とその特性とは何か:阿部浩己氏(神奈川大学法科大学院教授)④地球規模課題にいかに取り組むか−個人のキャリアとして−:岩附由香氏(認定NPO法人ACE 代表)⑤情報通信技術(ICT)は、平和の敵なのか味方なのか?:山本達也氏(清泉女子大学文学部准教授)』で、どのような討論が展開されたのか興味深いところです。特にコーディネーターの札幌大学非常勤講師・片野敦彦氏が、小樽の銭湯「外国人入湯お断り」のニュースを取り上げられたとの事ですので、報告書が楽しみです。
さて、本日の卓話は、佐藤真康会員から先日開催されたカーリング世界大会のお話しいただけると大変楽しみにしております。十勝から世界に向けて発信された平和のメッセージが、私達の身近な冬のスポーツを通して実践されていることは、大変誇りに思います。この例会が会員の皆さまそれぞれの立場で、平和を考え、実行するためのきっかけとなれば幸いです。
どうぞよろしくお願いします。