2012-2013年度会長報告
第3337例会 平成24年3月6日 会長報告 奥原 宏会長
2013 年 4 月 1 日
創立記念例会に際して今年度会長として一言ご挨拶させていただきます。
ご承知の通り1905年、今から108年前の2月23日、ロータリーが始まりました。帯広RCは1935年(昭和10年)3月15日に創立致し、同年5月31日にRIの承認を受け、今年で78周年を迎えることとなりました。現会長として昨年9月19日に北見RCの創立75周年記念式典に出席し、スポンサークラブとして祝辞を述べさせていただきました。私にとって非常に重い経験でありまして、祝辞を書くにあたって北見RCの歴史を多少勉強させていただきました。その中には戦前の日本の歴史が書かれており、大変為になりました。戦中にはロータリークラブの会合を中断しなければならない現実が綴られており、多くの困難を乗り越えて現在の帯広RCがあると思います。
ロータリーは奉仕の理念にのっとり設立されたものであります。現RI会長田中作次氏が「超我の奉仕」「奉仕を通じて平和を」とスローガンとして取り上げたことはその由縁と考えます。
ロータリーの過去においては「隠匿」の精神が美徳であるとされてきましたが、現在のロータリー活動は公共的イメージを高めることの必要性を強く唱えるようになってまいりました。また、さらに我々の会社に照らし合わせても同じことが言えますが「改革」なくして長く組織を維持発展することができない様に、ロータリーもまさしく同じであります。経済情勢が悪いから、自分のことで精一杯だからとこの奉仕の理念を取り払って良いのでしょうか。私は自問自答しております。
我々の企業は地域にお世話になって経済活動を行っております。どうか今こそクラブの団結が必要な時と考えます。 会員の皆様方はこの創立記念例会にあたり、ちょっと考える機会をもってはとお勧め致しまして会長挨拶とさせていただきます。