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2011-2012年度会長報告

第3282例会 平成24年1月18日 会長報告 加藤維利会長

2012 年 1 月 24 日

加藤維利会長このところ、厳しい寒さが続いています。
 それでも私の若い頃のこの時期は、連日マイナス20度を越えていましたので、やっぱり温暖化の影響なのでしょうか。
 ところで、よく光陰矢のごとしと言われますが、1月は行く、2月は逃げる、3月は去ると1年の速さを形容して言います。今日はもう18日。来週が終わると2月に入ります。6月頃はあっという間の1年だったと言うことになるのでしょうか?
 本日、レターボックスの中には、今年度の目玉事業の一つである、会員向けのロータリーを理解するための冊子が入っています。
 昨年の11月末のオリエンテーションの教科書としても使用しましたので、参加された方は分っているとおもいます。
 この内容については昨年の会長報告の中でも活用させていただいたものもあります。このあとのプログラムでロータリー情報委員会から、その内容の説明があると思いますので期待してください。
 さて、上半期も終わり下半期に入っていますが、今までの事業やその内容、予算などについては、すべて理事会を通しています。今までもそうですが、その前に各委員会は委員会を開いて充分に会員の意見を聞く必要があります。
 ただし、会長ノミニー、次年度の役員・理事に関しては選挙と言う形になっており、指名委員会を立ち上げ、総会に諮り選ばれるという流れになっています。
 クラブの議案、諸事項に関する理事会の決定は最終決定になっています。たとえ会長・幹事が他クラブやRIと約束ごとをしたとしても理事会が拒否すれば無効となりますし、理事会の決定をくつがえすためには、定足数を満たした例会で2/3以上の賛成を得なければなりません。このように理事会はクラブの最高決議機関となっています。その分、当然大きな責任を持つ事にもなります。
 そのクラブの議案についてですが、帯広RCの細則第14条の「決議」にありますように、「クラブは、理事会によって審議される前に、本クラブを拘束するいかなる決議または提案を審議してはならない。もしかかる決議または提案がクラブの会合で提起されたならば、討議に付することなく理事会に付託しなければならない。」とあります。つまりはすべてが理事会ということになります。
 諸事項についての理事会の決定項目には、例会の変更や取り消し。例会時間の60%に満たない出席の判定。名誉会員の身分存続。職業分類の訂正、是正。メーキャップ対象行事や会合の決定。理事会が承認した理由による出席免除。会員身分終結などがあります。
 クラブの管理運営にあたっては審議機関と執行機関と二つに分けて考えるのがよいといわれています。
 理事会は審議機関であり、議会に相当し、事案を審議決定する機関といえます。会長が代表者という形になります。
 また執行機関は内閣に例えられます。その役割としては理事会で決定した事案を会員に伝えると共に、その実行を促す役目があり、その代表者は幹事と言うことになっています。
 よく幹事が総理大臣に例えられるのはそのためであります。
 本日は理事会の役目と言う事をお伝えしまして、会長報告とさせていただきます。