2011-2012年度会長報告
第3279例会 平成23年12月14日 会長報告 加藤維利会長
2011 年 12 月 22 日
今年は3月11日の未曾有の大震災による津波や福島原発の被害、また近畿地方の台風災害など、多くの方々を失った1年でした。ただ、その中で、世界が絶賛した、我々日本人としての立ち振る舞いは「絆」という形で、これからの世界中の人たちへの規範となるものではないかと思っています。
さて、今年度のRI会長のテーマは「Reach within toembrace Humanity」;“心の中を見つめよう、博愛を広げるために”です。
そして、今年度の3つの強調事項の第1番目に「家族」を揚げています。すべては「家族」から始まり、私たちが行う奉仕のすべての出発点は家族にあると述べています。
更に、今月は「家族月間」になっています。この月間も家族の重要性をとなえ8年前にできたものです。
ロータリーはかなり初めの頃から家族と一緒に活動する事が多かったようです。帯広RCが創立した1935年のチャーター伝達式には、夫人同伴の写真が創立25周年記念誌に掲載されています。
過去の炉辺会合、今の情報集会も前にも話したとおり、初めは新会員への情報提供をロータリアンの家庭で行っていました。それだけご夫人の役割は大変重要だったようです。ですから、ロータリアンのご夫人はロータリー・アンと呼ばれるようになっています。このいきさつは、星屋元会長が会長のときに、年末家族会で話をしてますので、聞いてみてください。
家族と共に楽しむ夜の例会は年末家族会という形で、年に1回しかありませんが、そのほかの夜にあるロータリアンの集まりもロータリー・アンとしてこころよく送り出していただきたいと思います。
これからもロータリーのよき理解者である、ご夫人、ご主人、そしてご家族の皆様のご協力のもと、ロータリーの奉仕の出発点であるご家族に感謝をし、更なる帯広ロータリークラブの歴史と伝統を創り上げていきたいと思います。
最後に、今夜は合田倫佳委員長をはじめとした、親睦活動委員会のメンバーが試行錯誤の中で、特にご家族の皆さんに、如何に今日のこのひと時を楽しんでもらうかを考え、この年末家族会を準備してまいりました。ぜひ、親睦活動委員会のメンバーにも感謝をしながら、楽しい年末家族会となることを願いまして、会長報告とさせていただきます。