2011-2012年度会長報告
第3268例会 平成23年9月21日 会長報告 加藤維利会長
2011 年 9 月 27 日
先週の金曜日は32度近い気温だったのが一気に涼しくなり、最低気温も10度を切るようになってきました。また、今日から明日にかけての、台風による大雨が気になるところです。秋は東洋医学の考えでは肺、大腸の季節で呼吸器や鼻炎、皮膚のアレルギー、下痢、便秘などに注意が必要です。
前回の例会でEクラブへのアクセスの説明を出席委員会で行いましたが、その後試された方はいらっしゃいますでしょうか。現在7月1日付けでRIの承認を受けたEクラブは日本国内に2クラブですが、一つは日本ロータリーEクラブ2650。このクラブはRI第2650地区の大和高田、敦賀、大津東、福井北の各ロータリークラブがスポンサーになり今年の6月20日に創立され、30日にRIより承認されたクラブです。会員数は39名。事務所は福井県敦賀市にあります。この2650地区には姉妹クラブである京都東RCがあります。
もう一つのクラブはRotary E-Club Sunrise of Japan。このクラブは昨年まで活動していた和歌山サンライズRCからEクラ
ブに変更になったクラブで、第2640地区に所属しています。今年の6月28日に名称変更となりRIより承認されました。会員数は23名。事務所は和歌山県和歌山市にあります。ちなみに、世界では現在32のEクラブがあります。
メーキャップのし易さはRotary E-Club Sunrise of Japan。内容の濃さや情報量では日本ロータリーEクラブ2650の方がメーキャップのしがいがあると思います。ただ、300文字以上の感想文を書くのは大変かもしれません。情報の収集のためには1度覗いて見るのがよいと思います。この2650地区は「ロータリー情報マニュアル」や「今さら人に聞けないわかりやすいロータリー」など4種類の冊子を発行しています。
ところで、今回のEクラブもそうですが、ロータリーの開始年度は７月1日となっています。何故なのかと疑問に思った方もいるとは思いますが、分かっている方がいましたら、知らない振りをしていてください。これは、毎年開催される国際大会に、その所以があります。
国際ロータリーニュース・2011年7月13日によると、ロータリーの最初の会計年度は、第１回大会が終了した翌日の1910年8月18日に始まりました。翌年度1911年も同様に、国際大会の日程に合わせ、8月21日開始となっています。
その翌年の1912年8月に、理事会が当時の国際ロータリー・クラブ連合会の会計監査を会計士に依頼した際、クラブ幹事と会計が十分な時間を持って、大会に向けた財務報告を準備し、クラブ代議員の数を決定できるよう、会計年度の最終日は6月30日にするのが良いとの提案を会計士から受けました。執行委員会はこれに同意し、1913年4月の会合で、6月30日を会計年度最終日と決めました。この決定に伴い、クラブ会員数の報告と支払いに関する期日のほかに、「ザ・ロータリアン」誌の巻番号システムも変更されました。この巻番号は1914年7月の第５巻からの開始となりました。
その後、1917年まで、7月または8月に年次大会を開催していましたが、1916年大会（シンシナティ）で代議員が、夏場の暑さを考え、年次大会を6月に開催する決議案を提出し採択されました。この採択により次のアトランタ大会は6月17～21日に開催されました。
「ロータリー年度」という表現は、ロータリーの運営年度を示す用語として、1913年から使用されているようです。ロータリーの創立が2月23日なので、年度替りは3月が妥当だと思うのが普通ですが、国際大会の関係で年度が7月始まりになったと言う事がお分かりになったと思います。現在の国際大会は5月に行われています。2012年のRI国際大会は「微笑みの国」タイのバンコクで5月6～9日に開催されることになっています。
Eクラブの話に戻りますが、ホームクラブの出席が難しく、メーキャップも無理な場合には、Eクラブは会社でも、家庭でもパソコンがあればよいので、是非Eクラブに30分参加して日本ロータリーEクラブ2650の場合は300文字の感想文。Rotary E-Club Sunrise of Japanの場合は100文字の感想文を書いて、ネットでのメーキャップを試みて出席率のアップをお願いします。
