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2011-2012年度会長報告

第3267例会 平成23年9月14日 会長報告 加藤維利会長

2011 年 9 月 21 日

加藤維利会長
 先日の家族野遊会には大勢の皆さんの参加を頂きありがとうございました。充分楽しんで頂けましたでしょうか。親睦活動委員会の合田委員長はじめ委員会のメンバーの皆様には、大変ご苦労様でしたと同時にありがとうございました。

 さて、本日は出席委員会の担当例会です。ロータリアンの三大義務はご存知のことと思いますが、まず一つ目は「例会の出席義務」、二つ目は「会費の納入」、三つ目が「ロータリー雑誌の講読」となっています。その出席についてですが、当クラブの定款9条の第1~5節、出席率については定款第12条の第4節に、細則の第11条には出席義務規定の免除について掲載されています。例会の目的については先月の第3例会でお話しましたので、割愛しますが。
 ロータリーライフの親睦の第一歩は、基本的には毎週欠かさず例会に出席をする事だと言われています。定款第12条の4節のa)、b)には
1)ホームクラブに各半期に30%以上の出席をしなければならない。
2)メーキャップを含めて各半期に50%以上の出席をしなければならない。
3)連続4回メーキャップもせずの欠席をしてはならない
 この規約は会員の身分を保証する最低条件ですが、本来、綱領を実践していく事とロータリー運動を進めていく先には、毎週欠かさず例会に出席してくるロータリアンの後ろ姿が見えるのではないかと思います。
 連続4回休むと自動的に会員身分が失われると言う規定は1905年3月23日の、ロータリーが創立されてたった3回目の例会で決められたと言われています。昔のロータリーにおける出席は、友情の証でありました。ですから4回続けて休む人に友情を求める事は出来ないという理由があったのではと考えられています。
 メークアップ制度が出来たのは1922年でした、アメリカは広いため基本的にはホームクラブ出席を意図していたものだと思います。
 帯広RCが出来た当時もメーキャップに行くには札幌や旭川RCでした。1年後に釧路、2年後に北見RCが出来たとしても、現在と比べると途方もない事だったと思います。ちなみに、戦前の帯広RCの出席率は戦争で解散するまでの間は、平均75%位だったそうです。
 RCにはその地域を代表する会員が出席をしています。1人の会員が休む事により、お互いの職業に関する情報が得られない事になります。
 そういう意味では、例会の出席は権利であると同時に、極めて大切な義務であると思います。私自身、義務として出席した事による仕事のロスを考えるより、出席した例会で得られるものの方が、自分や自分の会社にとって如何に大きいものかを理解しています。
 RCの例会は60%ルールを採用しています。例会時間1時間の60%は36分ですので、この間例会に参加すれば出席とみなされます。仕事上の特殊な事情がある時の救済方法ですので、活用はかまわないのですが、例会の真の意義を考えるとき、またその担当をする委員会メンバーの事前の打ち合わせや講師のご苦労を考えるとき、受ける側もいずれは担当する例会があるのですから、残り24分の相手に対する配慮は必要なのではないでしょうか。
 以上で会長報告とさせていただきます。