2010-2011年度会長報告
第3256例会 平成23年6月22日 会長報告 後藤裕弘会長
2011 年 6 月 30 日
こんにちは。今日は夏至にあたり、1年で1番昼の長い日です。午前3時半頃には、もうライト無しで車が走れそうです。カレンダーを見ますと今日は“先勝”と同時に“不成就日”と記載がありました。
先勝は皆様ご存知のとおり、午前は良運ですが午後は良くない日とされております。不成就日とは、結婚、出産、子供の命名、開店、移転等すべて良くない日だそうであります。どちらにしても今日、これからの時間
は良くない事が起こらないようにご注意ください。
さて、5月21日から25日迄、ニューオーリンズで開催されたRI国際大会において24日ビル･ゲイツ氏が講演されました。これまでゲイツ財団はロータリーのポリオ撲滅のために＄35,500万の寄付をされました。ロータリーでは、この大事業を完成させるため更に＄2億の募金活動を展開しており、現在までに＄17,320万の募金が集まっております。このゲイツ氏の講演の一部をご紹介させて頂きます。
1988年以来、世界でのポリオ感染例が99%以上減少しました。ここまで来られたのはロータリーのおかげです。ポリオ撲滅活動においてロータリーのパートナーとなれた事を、本当に光栄に思います。
さらに、インドでは今年3月までの感染報告が1件だけとなり、限りなくゼロに近づいています。ロータリー無しには、このような進展は不可能でした。
しかし、ポリオ撲滅には、最後の1%の撲滅、これが1番難しいのです。この会場にいる皆さん、そして全世界のロータリアンの皆さん全員の協力が無ければ、この難関を乗り越えることができません。ポリオ撲滅迄あと少しです。来年の資金として＄4億が不足しています。手を緩める訳にはいきません。との内容でした。
また、同じ国際大会で25日には第2770地区、埼玉県八潮RCの田中作次PGがRI会長エレクトに正式に承認されました。
受諾挨拶の中で「今までの25年間において、私たちは今初めて組織の目標であるポリオの撲滅のゴールが手に届くところ迄辿り着いたのです。ポリオ撲滅の成功は、国際ロータリーの強みを活用する凄い可能性をもたらします。その強みとは、約200の国と地域に存在する35,000のロータリー･クラブのネットワーク、世界的協力関係を結ぶモデル、資金を調達する能力、公的な擁護活動を提唱するモデル、資金管理モデル、目標に専心する組織規律などです。これらの強みを寄せ集めることで、私たちの『世界でよいことをする力』を更に高めます」。と述べておられます。どうか皆様、これからもポリオプラスにご支援下さって、ロータリーの力でポリオ撲滅宣言をする。そして、皆様自身もその一員である誇りを高く持てるよう、ご協力下さいますようお願い致しまして、本日の会長報告とさせて頂きます。
