2010-2011年度会長報告
第3250例会 平成23年5月11日 会長報告 後藤裕弘会長
2011 年 5 月 22 日
先週は、みどりの日と、いうことで例会をお休みさせて頂きました。
この間の世界のニュースとしては4月29日にはウイリアム王子とキャサリン妃のロイヤルウエディングがありました。幸せそうなお二人を心から祝福するものであります。
また5月2日にはあの9.11のウサマ・ビンラディンが殺害されました。アメリカ中が喜びに溢れておりましたが、報復テロの警戒が心配されるところでございます。
さて、またまた東日本大震災のお話しで恐縮ですが、TV討論会を見ていて、行政の動きにとても腹立たしく思ったことが多かったので、ご覧になった方もおられるとは思いますがお話ししたいと思います。
今日で丁度2ヶ月にもなるのに未だに避難所の方々は、パン、おにぎり、カップ麺で過ごしておられるそうです。これは、避難所になっている学校等の玄関や廊下で炊き出しを始めたところ保健所が止めたとのことです。こんな時にそこまで衛生管理が必要なのでしょうか。キャンプなどできないではありませんか。
また、例えば100人収容の避難所に90枚の毛布が届いたら不公平になる。との理由で配らないことがあるとの事です。遠慮する人もいるでしょうし体力を勘案したり、家族で回したり色々な方法があるでしょう。
せっかくある宝を役に立たせないなど、とんでもない事と思います。
ハローワークでは、失業された方が労働保険を受け取るために職業訓練を受けなければならない。とのことで、元気な若者まで、接客実務、電話の話し方などの講習を受けているそうです。
そのすぐ近くでは、自衛隊や全国から集まったボランティアが、遺体捜索や瓦礫の片づけをしているのですよ。
他にも多くの矛盾が話されておりましたが、想定外の災害には、現状認識のもと、必ずしも規則にとらわれない、生きた行政運用が必要と考えますがいかがなものでしょうか。
ガバナー事務所からのお願いですが、第2520地区から緊急要請で宮城県気仙沼市周辺の避難所で寝具(掛布団、敷布団、シーツ、カバー、枕)が不足しており「至急支援をお願いします」と、仙台レインボーロータリークラブを通して依頼がありました。できれば新品を希望しています。
以上、本日の会長報告とさせて頂きます。